「滑走路視距離」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
7行目:
 
今日では、多くの空港は滑走路視距離計によって求めた RVR を用いている。滑走路視距離計は滑走路の片側の滑走路末端付近に設置される。滑走路の両端と中央に三つの滑走路視距離計が設置される場合も多い。
 
従来、計器進入の最低気象条件は地上[[視程]]またはRVRで(一部の国では雲高も含む)設定されていたが、世界的には周回進入を除き、RVRで設定されることになり、順次改訂されている。日本でも[[2006年]]秋以降、順次導入された。(周回進入は地上視程で設定。)
 
しかしながら、RVRが未設置または故障等で利用できない場合には、地上視程(卓越視程)の値に、航空灯火の運用状態と昼夜の別によって一定の倍率をかけて得られた値をRVR値の代替としている。これを地上視程換算値(Converted Meteorological Visibility;'''CMV''')と呼ぶ。ただし、CMVはILSカテゴリーII/III進入には使用できない。
 
== 関連項目 ==