「フラフープ」の版間の差分
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フラフープの起源は不明だが、歴史を通して世界中の子供たちがいろいろな輪を使い、回したり転がしたり、投げたりして遊んできているのは事実である。
例えば、約3000年前の[[古代エジプト]]では、[[ブドウ]]の蔦で作られた輪を棒で地面の上を転がしていた。
14世紀に入って[[イギリス]]では「フーピング」が流行した。
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==日本における流行とその後==
[[1958年]]に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で大流行したことを受けて、同年10月18日に[[
フラフープは美容と健康によいと宣伝されたこともあり、子供ばかりでなく大人もこの遊びに参加して、競技大会も開催された。このフラフープ人気に、[[日活]]はフラフープを題材とした映画『月は地球を廻ってる』を[[1959年]][[1月22日]]に公開し、[[日本コロムビア]]もレコード「フラ・フープ・ソング」を発売した<ref name="kushima" />。
しかし、[[11月18日]]にフラフープ使用によるとされる[[胃穿孔]]で重態になる事件が起き、[[横浜市]]と[[神戸市]]でも同日に路上のフラフープで遊んでいた子供が[[交通事故]]に遭って[[警察庁]]もこれを問題視。さらに21日には[[千葉県]]で少年3人が[[腸捻転]]など内臓障害になったことから、[[千葉県]][[東金市]]立東金小学校が小学校が11月22日に児童にフラフープ禁止令を出した。[[宮城県]]でも[[教育委員会]]が警告を出し、厚生省もフラフープと健康障害への影響を検討することになり、ブームは急速に沈静化。40日足らずで1958年の日本のフラフープブームは終焉した<ref name="kushima" /><ref name="asahi1128">「[http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY201011270316.html フラフープ再び回れ 下火きっかけの地、ブーム復活狙う]」『[[朝日新聞]]』2010年11月28日、東京版朝刊、38面</ref>。
腸捻転の事例は大半が[[千葉県]]内の特定の[[病院]]に集中していた。後日、これらの症状とフラフープの因果関係は科学的に否定されている。2010年11月にはこのことと関連付けて、東金市が市の中央公園にフラフープの記念碑を建てた<ref name="asahi1128" />。
==2000年代以降==
2000年頃からアメリカの[[The String Cheese Incident]]という[[ブルーグラス]]系の[[ロックバンド]]のステージでフープを回すダンサーが出現し、バンドメンバーがフープを[[コンサート]]会場でファン達に配って人気を博した。
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フラフープの世界記録としては、当時8歳のメリー・ジェーン・フリーズが1976年8月19日に行われたフーピング持久力コンテストにおいて10時間47分で勝利した記録が残っている。
最も同時にたくさんフープを回した記録として2005年6月4日オーストラリアのカレーナ・オーツが100本のフープを同時に回した。
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