「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」の版間の差分

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:小与の愛人。留加に歩み寄ろうとするが、逆襲されてしまう。
* 宮崎信一 - [[斉藤洋介]]
:修和学園の体育教師。コンプレックスが強く、粗野な性格。誤解から誠に暴力を振るう。後に第8話で衛に殺害される。
* 武藤妙子 - [[山村美智]]
:武藤の母。教育熱心だったが、のちに息子に刺されてしまう。
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=== エピソード ===
* [[斉藤洋介]]は、生徒に対して執拗に体罰を加え続ける体育教師を演じたため、このドラマの後、悪人役のイメージが広まった。『[[家なき子 (1994年のテレビドラマ)|家なき子]]』、『[[家なき子 (1994年のテレビドラマ)#劇場版|劇場版 家なき子]]』でも意地悪な役を演じたが、『家なき子』ではどちらかというと最後は主人公・相沢すず寄りの人物に描かれている。素の当人は、いたって謙虚な人物である。また、斉藤は自分の[[斉藤悠|息子]]に対しドラマ作での自分の演技を通じ「暴力行為を絶対に他人にしてはいけない」と教育していた。本作中でも、人には言えないお茶目な趣味を披露している。
* [[黒田勇樹]]は、イジメられる立場の弱々しい少年が、これでもかという陰湿なイジメを率先するリーダー格へと変貌していくという、当時の黒田の年齢を考えればなおさらに難しい役どころを演じた。金で人間関係を操る、イジメから助けてくれた恩人を逆にイジメる、父親の権力を利用する、など徹底的に嫌な人物をリアルに演じたため、演技自体は高い評価を受ける一方で、その悪役イメージが強く広まってしまった。ドラマ放映中に、[[視聴者]]から[[カミソリ]]の入った手紙が郵送されてきたことがあった、と後に当人は語っている。また、当時通っていた学校でも級友に「お前、何だありゃ?」と突っ込まれたという<ref>DVD及びビデオでのインタビューより</ref>。
* [[加勢大周]]は、写真が趣味の文化系人間の教師を演じた。ごく普通のセーター・ファッションで登場し、またドラマの展開の鍵を握るクセの強い悪人役ということもあり、従来の爽やかなイメージが崩れた、と当時は話題になった。このドラマの後、主役級のドラマ出演は途切れることになる。