削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
37行目:
== 連珠の定石 ==
== 将棋・チェスの定跡 ==
一般的には序盤が定跡化されており、指し手の選択によって、先手(白)よし有利、後手(黒)よし有利などの変化が生じる。戦法によっては、終盤まで定跡化されていることもある。これらは日々専門家の実戦によって変化している。
 
[[コンピュータ将棋]]や[[コンピュータチェス]]では
[[コンピュータ将棋]]や[[コンピュータチェス]]では(1)序盤での消費時間を少なくするため、(2)序盤でのミスを回避するため、多数の定跡をデータベースとして持っており、定跡通り指していく。一度定跡から外れてしまうと、通常の計算方法による指し手となり、コンピュータ本来の強弱が発揮される。[[チェッカー]]においては定石から連なる組み合わせは全て調べ尽くされ、先後互いに最善手を打つ事で引き分けに終わるとの結論の下に解析が終了している。
 
* 序盤での消費時間を少なくする
またチェスの場合は駒が少なくなっていくため、終盤についても常形の局面が研究されており、これも定跡ということができる。特に残り駒数が両キングを含めて6以下の局面については、コンピュータ解析によってすべて最善の手順が求められ、データベース化されている。
* 序盤でのケアレスミスを回避する
 
という目的から、多数の定跡をデータベースとして持っており、一般的には定跡通り指していく。一度定跡から外れてしまうと、通常の計算方法による指し手となり、コンピュータ本来の強弱が発揮される。
 
チェスの序盤における定跡は特に[[オープニング (チェス)|オープニング]]と呼ばれ、アルファベットと数字によって分類されており、良く用いられる定跡には[[シシリアン・ディフェンス]]など固有名も付いている。将棋でも洗練され、多く用いられるようになると[[山田定跡]]などの名前が付けられる。
 
またチェスの場合は駒が少なくなっていくため、終盤についても常形の局面が研究されており、これも定跡([[エンドゲーム]])ということができる。特に残り駒数が両キングを含めて6以下の局面については、コンピュータ解析によってすべて最善の手順が求められ、データベース化されている。
 
[[チェッカー]]においては定石から連なる組み合わせは全て調べ尽くされ、先後互いに最善手を打つ事で引き分けに終わるとの結論がでている。
 
== 関連項目 ==