「とある魔術の禁書目録の登場人物」の版間の差分

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Super Axl (会話 | 投稿記録)
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: ローマ正教「神の右席」所属の魔術師。「神の力([[ガブリエル]])」の性質を持つ。魔法名は'''Flere210'''(その涙の理由を変える者)。聖人。
: 青系のゴルフウェアのような服を着た体躯の良い男。「神の右席」で唯一、教皇を蔑ろにせず、正々堂々とした振る舞いをする。言葉も必要最小限に留め、後は行動で示す。「 - である」という語尾が特徴。自分の所属に関係無く騒乱を最小限の被害で解決することを行動原理としている。
: 本名:'''ウィリアム=オルウェル'''。元はイングランド地方出身の魔術的な傭兵。傭兵として英国・騎士派に協力し、「占星施術旅団援護」「オルレアン騎士団殲滅戦」など、多くの激戦を潜り抜ける。10年前、正式に騎士に任命される直前の「[[#ヴィリアン|英国第三王女]]救出作戦」の後に英国を離れ、ローマ正教に改宗し「神の右席」の一人となる。そのような過去や性格から騎士と揶揄されると、「傭兵崩れのごろつき」と嘯く。
: 「神の右席」の能力として「'''聖母の慈悲'''」を持つ。あらゆる約束・束縛・魔術的な条件などを緩める能力で、呪詛の無効化や虚像から本物の術式を引き出す事ができる。また、これによって聖人としての力を100%発揮することができ、さらに神の子と聖母という二重の聖人であることから天使に匹敵する力を持つ。加えて本来、「神の右席」では行使できない通常魔術も使用でき、中でも水の魔術を得意とし、それらも桁外れな力を持つ。一方で、二重聖人であるが故に聖人の弱点に極端に弱く、「聖人崩し」のような聖人を数十秒抑える程度の攻撃が、そのまま致命的な攻撃になる。
: ヴェントとテッラが上条に敗れたことで、ローマ正教と学園都市の争いを早期収束させるべく、自身の理念に従い上条の「幻想殺し」を狙い学園都市に侵入する。一度は上条に瀕死の重傷を与え、再戦の際も天草式と神裂を追い詰めたが、天草式の「聖人崩し」を受けて敗れる。そのことで死亡したと思われていたが何とか生き延び、クーデターが発生した古巣の英国に向かうと旧友の[[#騎士団長|騎士団長]]を撃破し、上条らと共闘してクーデターを終息させる。その後、一連の出来事の元凶をフィアンマと見定めた上で、第三次世界大戦が勃発したロシアへ向かい、フィアンマが召喚した大天使「神の力」を、自らの身体や「神の右席」の力を犠牲にして食い止める。その結果、瀕死となり自分の命を諦めようとしたが、浜面の説得で生き延びることを選択する。
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; {{Anchor|フィアンマ|右方のフィアンマ}}
: ローマ正教「神の右席」所属の魔術師。「神の如き者([[ミカエル]])」の性質を持つ。
: 赤を基調とした服装で、セミロングの赤髪にあまり鍛えている様には見えない体つきをした傲岸不遜な優男。一人称は「俺様」。「神の右席」のリーダー格で教皇の見立てでは他のメンバーへの最終決定権を持っていたようで、実質上ローマ正教の頂点に立つ人物であり、ローマ正教と学園都市の争いを画策した張本人。他のメンバーがあくまでローマ正教徒として行動しているのに対し、あくまで彼だけは自らの目的のためだけに行動し、そのためなら他人の命にも全く省みないが、自分の行動が絶対的な善の到来を意味するものであると確信している。
: 「神の右席」の能力として奇跡の象徴たる「'''聖なる右'''」を持ち、様々な十字教的超常現象を行使できる。主な攻撃手段として右肩から不格好な巨人の腕のような歪で禍々しい光の塊を発現させ、自在に操る。その威力は、本人が大天使に正面から勝てると豪語するほど圧倒的な物であり、敵の強さに応じて必要な出力を自動的に発揮する万能な能力だが、能力を完全に引き出すことができておらず、一振りするだけで空中分解しかけるなど非常に不安定で長時間維持することはできない。だし、「神の如き者」の象徴である四大属性の「火」を司るため、火属性に限っては通常魔術も行使でき、他にもkm単位での瞬間移動や30~40kmもあ巨大な剣を行使するなど不完全ではあるが多種多様な能力を扱うことが可能。さらに、上条との戦いではインデックス以上の速度で1冊でも扱いが難しい禁書目録の魔道書から大規模術式を立て続けに行使するなど魔術師としての実力極めて高い。
: 四大属性をはじめとするあらゆる歪みにより、世界が崩壊の危機に陥っていることを危惧し、特別な力を持ちながら、世界の危機に対し何もしないことに罪悪感を覚え、自分の能力を完全にし、戦争を起こすことで世界中の人々の悪意を増幅させ、敵の強さに応じて出力が変化する前述の「第三の腕」の特性を利用して、完全となった右腕で世界中を覆う悪意を打ち払うことで世界を救う計画「プロジェクト=ベツレヘム」を企てる。手始めにロシア成教をローマ正教側に引き込むと、能力を完全にするため禁書目録の10万3000冊の魔道書(正確にはそれを制御するための「自動書記」の遠隔制御霊装)、上条の「幻想殺し」、そしてその身に天使を降ろしたサーシャを狙い動き出す。まず、自分を止めようとした教皇を行動不能にした後、フランス政府に圧力をかけ英国を孤立させることで、[[#キャーリサ|キャーリサ]]のクーデターを誘発し、英国の混乱に乗じて遠隔制御霊装を奪う。さらにサーシャを狙ってロシアへと向かい、ロシアを煽動し学園都市に対して第三次世界大戦を引き起こす。
: 禁書目録の知識を使って「第三の腕」の空中分解寸前での固定化に成功した後、エリザリーナ独立国同盟へ単身で出向き、上条、レッサー、エリザリーナ、さらには同じ「神の右席」であるヴェントをも軽くあしらい、サーシャを誘拐する。その後世界各地の十字教の霊装をかき集めて建造した巨大空中浮遊要塞「ベツレヘムの星」を起動し、サーシャを媒介に大天使「神の力」を召還すると、学園都市軍を一掃させる。そして「神の力」の五感とリンクすることで、一方通行が持っていた天使や他の「神の右席」の知識が記載された羊皮紙から魔術情報を入手し、「神の力」と「ベツレヘムの星」を用いた大規模術式により、四大属性の歪みを修正する。さらに上条の右腕を切断し、自身の右腕に取り込むが、戦争という状況下でも人々の善意が悪意に勝ったことで、「第三の腕」の出力低下により弱体化し、謎の力で右腕が再生した上条に敗れる。その後、上条に地上へ逃がされ、今までの自分の考えを改め、上条の指摘に従い新たな一歩を踏み出そうとした瞬間、突如現れた[[#アレイスター=クロウリー|アレイスター]]に「幻想殺し」とアレイスターの計画の真実に近づいたとして襲撃され、右腕を切断されてしまう。右腕を失った状態ながらも、上条が救った世界を守る為にアレイスターと対峙するが、敗北する。それでも、何とか一命を取り留め、居合わせたオッレルスとシルビアに救出される。
 
=== ロシア成教 ===