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アシェル族は、イムナ族、イシュビ族、ベリア族、ヘベル族、マルキエル族の氏族から構成されていた。アシェル族は[[モーセ]]から祝福を受けて、[[ガリラヤ]]山地の西斜面から西に向かって地中海に達し、南は[[カルメル山]]頂から北は[[ツロ]]と[[シドン]]の付近に及ぶ平地を割り当てられた。
 
東は、[[ゼブルン|ゼブルン族]]と[[ナフタリ|ナフタリ族]]の相続地で、南は[[マナセ#マナセ族|マナセ族]]の相続地に面していた。
 
アシェル族は、地中海沿岸の諸都市のほとんどから異民族を追放することができなかった。
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[[デボラ]]を助けなかったが、[[ギデオン]]の陣営には参加した。[[ダビデ]]王時代には兵士を派遣して、[[ソロモン]]時代にも行政区の一つになっていた。王国分裂の際には、[[北イスラエル王国]]の創始者[[ヤロブアム1世]]に従った。
 
前722年の北イスラエル王国の滅亡後、[[ヒゼキヤ]]王の時代に、エルサレム神殿での過越の祭にアシェル族の代表が参加している。
 
新約時代、アシェル族出身の女預言者の[[アンナ (預言者)|アンナ]]は幼子イエス・キリストを見て喜んだ。
 
==脚注==