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[[ファイル:Al tensile test.jpg|thumb|180px|[[アルミニウム合金]] (AlMgSi) の引張試験の結果。円錐状に細長く延びて破断しているのは、延性のある金属によく見られる結果である。]]
[[ファイル:Cast iron tensile test.JPG|thumb|180px|延性の低い[[ダクタイル鋳鉄]]の引張試験の結果]]
'''展延性'''(ductility)とは、[[固体]]の[[物質]]の力学的特性([[塑性]])の一種で、素材が破断せずに柔軟に変形する限界を示す。展延性は'''延性''' (ductility) と'''展性''' (malleability) に分けられる。英語の [[ファイル:[[ファイル:例.jpg]][[ファイル:例.jpg]]]]"ductility" は展延性と延性の両方の意味で使われる。
 
[[物質科学]]において、'''延性'''は特に物質に引っ張る力を加えた際の変形する能力を指し、針金状に延ばせる能力で表されることが多い。一方'''展性'''は圧縮する力を加えた際の変形する能力を指し、[[鍛造]]や[[圧延]]で薄いシート状に成形できる能力で表されることが多い。そのため展性を'''可鍛性'''とも呼ぶ。