「SPICE (ソフトウェア)」の版間の差分

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これだけでは回路記述のみであり電気回路として動作しない。
回路として動作させるためには、例えば次のようにV電圧源(Vで始まる素子(電圧源)を付加することで回路として動作させることができる。
 
簡単な例2:CR回路 + 直流電源
41行目:
R1 0 1 10
C1 1 2 20
V1 0 2 0 5
.END
</pre>
 
この例では前述の回路の両端(+側がノード 02 およびで-側がノード 20 )に 5V の電圧を加えたことになる。
電源には直流のほか[[正弦波]]やパルス波形、[[定電流源]]なども指定できる。
電源も形式的には素子との位置づけであり他の素子同様、回路記述内に含める。
59行目:
R1 0 1 10
C1 1 2 20
V1 0 2 0 5
.END
</pre>
76行目:
R1 0 1 10
C1 1 2 20
V1 0 2 0 5
.END
</pre>
93行目:
</pre>
:N1、N2はノード名、valueは抵抗値で単位は[[オーム]]
なお、単位接頭辞としてm(ミリ)、u(マイクロ、μの代用)、n(ナノ)、p(ピコ)、k(キロ)などが使用できる。SPICEでは大文字と小文字は区別されないため、メガはMではなくmegと表記する。すなわち1メガは「1meg」1ミリは「1m」と表す。
 
*キャパシタ(C)
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</pre>
:各種オプション指定。
 
以上のとおり見てきたように、SPICEはテキストによる記述を基本としているが、商用版ソフトウェアなどでは回路図CADと統合化してグラフィカルな記述も可能となり、より使いやすくなっている。
 
== 歴史 ==
264 ⟶ 267行目:
[[sv:SPICE (mjukvara)]]
[[zh:SPICE]]
[[ファイル:[[ファイル:例.jpg]]
<gallery>
[[ファイル:ファイル:Example.jpg|キャプション1
ファイル:Example.jpg|キャプション2]]
</gallery>
]]