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[[画像:Silver spoon.jpg|thumb|240px|銀のスプーン]]▼
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'''銀色'''(ぎんいろ、しろがねいろ)・'''白銀色'''(しろがねいろ)は、[[白色]]ないし明るい[[灰色]]で[[金属光沢]]を持つ、物体表面の[[光学]]的状態である。英語では'''シルバー''' ({{en|silver}})。
[[色]]としては白や灰色だが、金属光沢、つまり、強い指向性を持つことで銀色となる。ただし、完全な指向性を持てばそれは[[鏡]]面となる。
色だけの性質ではないので、[[色空間]]や[[表色系]]だけで完全に表すことはできないが、[[ウェブカラー]]としては'''#C0C0C0'''が定義されており、明るい灰色に見える。一方、金属銀の[[可視光線]]反射率は98%で、ほぼ白である。[[JIS慣用色名]]としても定義されている。右図では、金属光沢をグラデーションでイメージしている。
== ものの色としての銀色 ==
銀を初めとする多くの[[金属]]が銀色を呈す。金属は[[プラズモン]][[振動数]]より高周波数の光を吸収し、低周波数の光を反射するが、銀色の金属では、プラズモン周波数が[[紫外線]]帯にあり、全ての[[可視光]]が反射するためである。
金属である[[銀]]の色。[[アルミニウム]]や[[クロム]]などの金属の色も銀色と呼ばれるが、これらの金属の反射率は銀には劣り青白色または灰白色を帯びる。このほか、金属の色としては銀白色や銀灰色と呼ばれるものもある。▼
ただし、[[鉄]]などは表面が容易に[[錆び]]て色が変化するので、[[貴金属]]で錆びにくい銀の名が付いている。[[周期表]]で銀に近い、[[白金]]など[[白金族]]の元素も、錆びずに銀色を呈す。
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金属的な光沢は[[構造色]]でも生み出せるので、白色の構造色は銀色を呈する。構造色は本来は原理的に狭いスペクトルしか持てないが、角度によって反射する波長が変わるため、さまざまな向きの構造色材料が均一に混ざった素材は、さまざまな波長の光が混ざって白色となる。
== 銀色に関する事項 ==
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