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== 硫酸銅(I) ==
銅(I) イオンと硫酸イオンのイオン化合物である[[硫酸銅(I)]](化学式 Cu<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> CAS登録番号 [17599-81-4])も存在が知られている。[[酸化銅(I)]] と[[硫酸ジメチル]]との反応で得られ、熱により単体銅と硫酸銅(II) とに分解する<ref>Berthold, H. J.; Born, J. ''Z. Anorg. Allg. Chem.'' '''1987''', ''550'', 7-15. DOI: [http://dx.doi.org/10.1002/zaac.19875500702 10.1002/zaac.19875500702]</ref>。
 
== 無水硫酸銅 ==
硫酸銅の中で、結晶水を含まない化合物である。化学式は、'''CuSO<sub>4</sub>'''
 
 
硫酸銅(II)の加熱分解で得られる、白色粉末状の物質である。加熱分解で得られるが、加熱しすぎると、更に反応が進み、黒色の酸化銅(Ⅱ)と三酸化硫黄に分解してしまう。無水硫酸銅をつくる際は火加減に十分注意しなければならない。
 
'''CuSO<sub>4</sub>・5H<sub>2</sub>O'''
 
 
'''CuSO<sub>4</sub> → CuO + SO<sub>3</sub>'''
 
また、硫酸銅(II)を加熱するとすぐに結晶から水がにじみ出てくるが、ガラス棒などで触ってはいけない。なぜなら、ガラス棒などで触ると、にじみ出た水によりいくらか結晶がガラス棒に付着してしまい、折角はかりりとった硫酸銅(II)の重さが減っていってしまうからである。
 
== 脚注 ==