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'''成虫'''(せいちゅう)とは、[[昆虫]]において十分に[[成長]]をし、これ以上の成長や[[変態]]をおこさない最終形態である。昆虫に類似した他の動物([[クモ|蜘蛛]]類や[[多足類]]などの[[節足動物]])に対しても使用する場合がある。より生物一般の用語としては、'''成体'''という。
 
== 一般的特徴 ==
一般に認識されている昆虫の形態は、この成虫のものである。昆虫の分類は、基本的には成虫で行われる。昆虫の場合は、成虫になれば[[脱皮]]しない。
 
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成虫は、活動範囲を広げること、及び繁殖相手を効果的に探し出せるように、大抵の昆虫は成虫時に[[昆虫の翅|翅]]を持っている。したがって、翅の完成をもって成虫と判断することが一般には可能である。中には翅を持つ仲間にあっても、成虫が翅を持たない種もあり、そのようなものは、成虫であるかどうかの判断が難しくなる。逆に、翅が発達しても成体でないのが[[カゲロウ]]類の若虫で、翅が完成した後に、もう一度[[脱皮]]して成虫になる。
 
== 繁殖行動 ==
成虫となった個体は、[[繁殖]]にかかる一連の行動が可能となる。だが、[[ハチ]]などの一部の昆虫では、繁殖行為が許される雌が巣の中でごく限られている場合があり、働き蜂のように、雌の成虫であるにもかかわらず繁殖能力を持たないものもいる。<!--雌がフェロモンを使用して雄を誘因、音や光を使って雄が雌を誘引する等の話は、ここですべきかそれとも別の場所ですべきか?-->形態的には、外性器が発達するものであれば、それをもって成虫と判断することが可能である。
<!--雌がフェロモンを使用して雄を誘因、音や光を使って雄が雌を誘引する等の話は、ここですべきかそれとも別の場所ですべきか?-->
形態的には、外性器が発達するものであれば、それをもって成虫と判断することが可能である。
 
昆虫には、成虫になってから繁殖を始めるまでに一定の成熟期間の必要なもの([[トンボ]]など)もあるが、成虫になった途端に繁殖活動にはいるものもある。中には、ある種の[[ハチ]]や[[ハエ]]に見られるように、雄が雌の蛹を確保してしまうというような形で、蛹の段階から繁殖活動に関わってしまうものもある。
 
== 幼生成熟 ==
昆虫の中には、雌が成虫の形にまで成長をせずに繁殖行動を行うものもいる。[[ミノムシ|蓑虫]]の成虫は[[ミノガ]]と呼ばれる[[ガ|蛾]]の仲間だが、羽根を持った一般的な蛾の姿になるのは雄のみで、雌は幼虫のような形態のままで蓑の中で一生を送ることが知られており、幼虫の姿のまま[[交尾]]や[[産卵]]を行う。この場合は、その幼虫の形で繁殖を行う姿が成虫、ということになる。
 
<!-- == 参考文献脚注 == -->
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}} -->
== 参考文献 ==
{{biosci-stub}}
 
== 関連項目 ==
<!-- {{Commonscat|Imago}} -->
* [[変態]]
* [[卵]]→([[孵化]])→[[幼虫]]→([[蛹化]])→[[蛹]]→([[羽化]])→成虫
 
<!-- == 外部リンク == -->
<!-- == 参考文献 == -->
{{節stub}}
 
{{Biosci-stub}}
<!-- == 外部リンク == -->
 
{{デフォルトソート:せいちゆう}}
{{biosci-stub}}
[[Category:昆虫学|せいちゅう]]
 
[[ar:يافعة]]