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教皇[[ヨハネ23世 (ローマ教皇)|ヨハネ23世]]は枢機卿団の改革に取り組み、まず70人という枠を撤廃した。その上であらためて枢機卿の名義教会のリストを再編成した。この仕事はパウロ6世から[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|ヨハネ・パウロ2世]]へと引き継がれ、ローマにある300の教会のうち、150が名義教会に指定されている。
 
司祭枢機卿の中で、もっとも長く勤めている枢機卿は枢機卿団の首席司祭と呼ばれ、かつて教皇選挙([[コンクラーヴェ]])の中で特別な役割を果たす伝統があったが、しばしば80歳を超えていることが多いため、80歳以上の枢機卿が除外される現代の教皇選挙ではそれが行われないことがおおい。現在の首席司祭は[[ブラジル]]出身のサレス枢機卿である。
 
現代では、司祭枢機卿という名称であっても、ほとんどの人が世界各地の重要な教区出身の司教たちか教皇庁につとめる高位聖職者たちである。10年つとめた助祭枢機卿も希望すれば司祭枢機卿に昇格することができる。かつて司祭枢機卿になるための条件は司祭であることだったが、[[1918年]]以降、すべての枢機卿は司祭であることが必須条件である。