「サプライチェーン・マネジメント」の版間の差分

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岩見浩造 (会話 | 投稿記録)
→‎プロセス: 作られそうもないリンクは英語版があるものは言語間リンクに。てか前のは「とりあえず括弧つけました」的なリンクの仕方ですね。
岩見浩造 (会話 | 投稿記録)
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以上はあくまで、一般論であり、企業間競争が激化する昨今では、特定の産業が持つサプライチェーンの常識にとらわれずに、短納期化を推進することで、競合他社との差別化をはかる動きが顕著になっている。
 
1980年代頃から中間在庫をどのプロセスで持つかで、企業のビジネスモデルを分類したりする経営理論が流行した。[[DELL]]は部品の段階で在庫を持ち、顧客の注文に応じた組立てを行うことで、不良在庫を減らし顧客満足度を向上して大成功した。DELLのこのSCMを上述のようにBuild to Order([[BTO]])という。今ではBTOはほとんどのパソコンメーカーで行われている。
現在、製造業ではSCMによるビジネスモデルの構築は常識となっている。
 
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[[画像:A company's supply chain (en).png|thumb|505px|会社のサプライチェーンの実例;矢印は、サプライヤー関係管理、内部SCMおよびカスタマー・リレーションシップ・マネジメントを表わす。]]
*1983年 ブーズ・アレン・ハミルトン(コンサルティング会社)が初めて「サプライチェーン・マネジメント」という言葉を用いる。
*1996年 米国において業種業態の違いを越えてサプライチェーンプロセスを記述、評価するための共通言語としてのサプライチェーン運用参照モデル[[:en:Supply-Chain Operations Reference|SCOR]]を開発、普及する目的で、サプライチェーンカウンシル([[:en:Supply-Chain Council|SCC]])[[NPO]]法人として設立された。その後、欧州、日本、豪州、中南米、中国、東南アジア、南アフリカに支部が開設され、2007年12月時点では800強の会員組織で構成されている。
*1998年 米国業界団体Council of Logistics Management (CLM) が、前年にCooper等に書かれた論文に従い、「ロジスティクスをサプライチェーン・マネジメントの一部である」としロジスティクスの定義を見直す。
*20052004年 米国業界団体Council of Logistics Management (CLM) が[[:en:Council of Supply Chain Management ProfessionalProfessionals|Council of Supply Chain Management Professionals]](CSCMP)へ称号変更。
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==プロセス==
サプライチェーンカウンシル (SCC) は[[SCORモデル]]を開発した際、SCMの行程をプラン (Plan)、ソース(Source)、メイク (Make)、デリバー (Deliver)、リターン (Return) に分類した。以下は各行程の目的である。
 
#プラン (Plan): シーシング、生産、配送を最適化するために諸活動を計画し、需要と供給をバランスさせること。