「ヴァイオリン協奏曲 (ブラームス)」の版間の差分

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*:変則的な[[ロンド・ソナタ形式]]。ロンド主題はジプシー風の力強い主題で、独奏、トゥッティと何度か繰り返される。第1副主題は独奏ヴァイオリンが8度音程の重音で奏でる上行音型。続くロンド主題の後の第2副主題は2拍子と3拍子を組み合わせリズムに変化を持たせた主題。この主題を操作して行くうちやがて第1副主題が再現される。再び冒頭主題が戻ると続いて[[対位法]]的なカデンツァとなる。これにオーケストラが順次加わって行き結尾へと移る。ポコ・ピウ・プレストの結尾は[[トルコ行進曲]]風のリズムをチェロが刻み、独奏ヴァイオリンが主題を変形した旋律を演奏するが、やがて管楽器が第1副主題を暗示する。最後は低弦が[[ピツィカート]]を奏する上で独奏ヴァイオリンが主要主題による和音を静かに奏で、八分休符をはさんで力強く終わる。
 
{{ブラームスの協奏曲}}
[[Category:ヴァイオリン協奏曲|ふらむす]]
[[Category:ブラームスの楽曲|うあいおりんきようそうきよく]]