「クール (放送)」の版間の差分

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[[1月]]から[[12月]]までの1[[年]]間は4クールに分けられ、それぞれ、第1・第2・第3・第4クール、[[冬]]・[[春]]・[[夏]]・[[秋]]クール、1月・4月・7月・10月クールなどと呼ばれる。
 
1クールは3[[ (暦)|ヶ月]]であり、毎[[週]]1回放送の[[番組]]なら単純計算で13回分になるはずであるが、実際には9~139〜13回と若干の差異が生じる。これは、[[改編期]]や[[年末年始]]などといった定番化している[[特別番組]]<!--注:地震速報等も特番です-->が差し挟まれて回数をあらかじめ少なく編成される場合も多く、また、緊急の[[報道特別番組]]など予定外の番組に差し替えられることによる既存放送枠の消失(予定分の放送の中止。放送可能回数の減少)によって当初の回数より少なくなってしまう事態なども、稀ではあっても起こることに原因している。
 
== 言葉の意味 ==
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=== 花形的放送枠での傾向 ===
主に[[ゴールデンタイム]]に放送される作品(ドラマ・バラエティ番組など)に関する特殊事情として、かつては、1クール分の放送が終了すると間を置く事無く次の週から次のクールの作品の放送に移行するのが常であったが、近年は、[[改編期]]と称して、各クールの切り替わりの1~21〜2週間は特別番組が放送されることが多くなっている。
 
このため、以前のドラマでは全13話という構成が多かったのに対して、近年は2~42〜4週分減って全9話全11話という作品が多くなっている。
 
=== 個別的傾向・事情 ===
[[日本放送協会|NHK]]のドラマの中で特に視聴率が高い、[[連続テレビ小説|朝の連続テレビ小説]]は2クール(過去には4クールの物もある)、[[大河ドラマ]]は4クールと通常のドラマより長めである。
 
[[民間放送|民放]]のドラマでは、[[TBSテレビ|TBS]]が『[[渡る世間は鬼ばかり]]』で原則4クール、『[[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]]』が原則2クールと、長めのドラマの制作を続けている(ただし、「水戸黄門」は、2010年4月から放された41部以降、1クール前後となっている)。
 
[[アニメ]]番組や[[特撮]]番組では、低年齢層向け作品は4クールが多く、対象年齢が比較的高い作品は1~21〜2クールが多い。これは、低年齢層向け作品は[[玩具]]などの[[宣伝|プロモーション]]を主目的として放送されていることが多いため、その商品のライフサイクルをカバーする比較的長期間の放送が必要であり、対象年齢が高い作品は放送終了後に[[DVD]]化などでその作品自体を別媒体で[[付加価値|プレミアム]]を付けて販売するためのプロモーション目的で放送されている面が強いことによる。
 
===ラジオのプロ野球中継===