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以下、すべて『自伝』による。
*尊敬している右翼は[[橘孝三郎]]と[[三上卓]]だけだといい、[[児玉誉士夫]]はもちろん、[[赤尾敏]]や[[野村秋介]]は小物としてかたづけた。右翼で最も近しかったのは[[四元義隆]]で、のちに[[松永安左エ門]]の助言で、[[三幸建設]]を譲っている。
*「あんた、なんだと聞かれたら、本物の右翼だとはっきり言いますよ。右翼の元祖のようにいわれる[[頭山満]]と、左翼の家元のようにいわれる[[中江兆民]]が、個人的には実に深い親交を結んだことをご存じですか。一つの思想、根源を極めると、立場を越えて響き合うものが生まれるんです。中途半端で、ああだ、こうだと言っている人間に限って、人を排除したり、自分たちだけでちんまりと固まったりする」
*「政治家なら国になりきる、油屋なら油田になりきる、医者ならバクテリアになりきる。それが神の境地であり、仏の境地だ」
*「いま最も知りたいことはビッグバンがこの世に本当に存在したのかどうかということです。もうひとつは遺伝子工学に関すること」サル学者の[[河合雅雄]]の話を出して、「どうも人間だけが生物界と異なることをしているのが気になってしょうがない」
*「児玉誉士夫を最初につかったのは外務省の[[河相達夫]]だろうが、それに[[鳩山一郎]]・[[三木武吉]]・[[広川弘禅]]・[[大野伴睦]]がくっついたのはどうしようもない」
*「岸信介がだめになったのは[[矢次一夫]]のような特務機関屋をつかったことだ」(矢次は国策研究会の中心人物で、岸の密使として[[李承晩]]と会談した)
*「[[後藤田正晴]]にはとくに魅力を感じないが、応援演説ではアジアに関心があるかぎりは応援する」
*「日本はあと5050年アメリカと組んでいくなどと言っている[[小沢一郎]]のような考え方と正面から対決していくべきだ」
*「[[靖国神社]]に政治家が大挙して参拝するのはとんでもないことだ。まして天皇陛下の参拝を要請するなんてのは愚の骨頂だ」(敗戦直後に、数珠を持って靖国神社に礼拝しようとした清玄に、神官が数珠は認められないと強要。清玄は一喝、二度と靖国へは行かなかったという。ただし靖国神社は「官軍」の護国神社であり、「会津藩」の人間にとっては敵を祀っている)
 
== 著書 ==