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食べ方に画像、三稔包
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[[画像:Have-23.jpg|right|200px|thumb|'''スターフルーツ''' 断面がきれいな星型だということが分かる]]
 
'''スターフルーツ'''( star fruit、carambola 、学名: ''Averrhoa carambola'' )は、[[カタバミ科]]ゴレンシ属の常緑の[[木本]]。[[和名]]は'''五歛子'''(ごれんし)。[[中国語]]では楊桃(ヤンタオ、yángtáo)で、酸味の強いものは「三稔」(サンレン、sānrĕn)とも呼ぶ
 
== 概要 ==
原産は熱帯アジアで、[[東南アジア]]全域のほか、[[中華人民共和国|中国]][[華南|南部]]や[[台湾]]、[[ブラジル]]、[[ガイアナ]]や[[トリニダード・トバゴ]]など[[カリブ海]]周辺、[[アメリカ合衆国]]の[[フロリダ州|フロリダ]]、[[ハワイ州|ハワイ]]など、[[熱帯]]から[[亜熱帯]]にかけて広く栽培されている。日本では現在、[[沖縄県]]や[[宮崎県]]などで栽培が行われている。
 
和名も英名も、由来は実の横断面が[[五芒星]]型をしているところから。
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== 食べ方 ==
[[ファイル:Salade_de_fruit.jpg|thumb|200px|スターフルーツを添えた[[フルーツサラダ]]]]
=== 熟するまで ===
*熟するに従って果実の色が緑色から黄色に変わるが、熟しすぎる前の少しだけ青みが残っている時期が、果物としての食べ頃。(サラダに入れて食する場合は、完熟していない青い状態のスターフルーツを用いることが多い。)
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*その上で、輪切りにする。野菜スティックのようにスティック状に切って食べる場合もあるが、輪切りにした方が星形が楽しめる。
*[[東南アジア]]地区などで、[[塩]]をかけて食べることがある。
*中国[[広東省]][[中山市]]には、酸味が強く、生食に適さない「三稔」を切り、[[砂糖]]、[[ショウガ|生姜]]で煮て、干した「三稔包(サンレンバオ)」という[[菓子]]がある。乾燥時に[[ゴマ|胡麻]]をふることもある。
 
== 自然毒性 ==
*[[カタバミ]]の葉と同様に、微量な[[シュウ酸]]を含み、一般状況で健康な人体に摂食された場合は[[腎臓]]にて濾過され、体外に排出するから問題にはならないが、何らかの原因で腎臓の機能不全を有する場合は、体内に残されたシュウ酸が体内血液中の[[カルシウム]][[イオン]]と強く結合するため、シュウ酸カルシウム[[結石|結石症]]になる可能性がある。
 
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