削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
5行目:
公立小学校入学後、[[学習院初等科]]に編入し、[[学習院女子中・高等科|学習院女子中等科]]・[[学習院女子中・高等科|学習院女子高等科]]を卒業後、[[学習院大学]]文学部国文学科に入学した。大学在学中、19歳の時に父と死別し、以後一時家計が苦しくなり、また母親との困難な関係を抱え、苦悩のうちに大学生活を送る。
 
大学卒業後、[[女性向け週刊誌]](誌名未詳)記者となるが、ゴシップ経て追うばかりの取材が嫌になり2ヶ月で退社して[[暮しの手帖]]社に入社するが、。ここも短期間で退社し、[[1964年]]に[[ニューカレドニア]]に一人旅に出る。1965年、当時の女子大生言葉を駆使したエッセイ『違っているかしら』でデビューする。次いでニューカレドニア旅行の体験を描いた旅行記『[[天国にいちばん近い島]]』を発表した。その後続々とエッセイや小説を書き、1960年代末には、書店では[[ノーベル文学賞|ノーベル賞]]作家の[[川端康成]]と森村だけコーナーが設けられていたと言われる人気作家となり、1970年代には[[講談社]]から「森村桂文庫」約30巻が刊行された。
 
[[角川春樹]]と親しく、著作は[[角川文庫]]にも多く収められた。[[1984年]]には『天国にいちばん近い島』が[[原田知世]]主演で映画化され、本は200万部を越える大ベストセラーになる。同書は[[連続テレビ小説|NHK朝の連続テレビ小説]]『[[あしたこそ]]』の原作にもなっている。