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'''ジョヴァンニ・ボッカッチョ''' ({{lang-it-short|'''Giovanni Boccaccio'''}}, [[1313年]] - [[1375年]][[12月21日]]) は中世[[イタリア]]、[[フィレンツェ]]の[[詩人]]、散文作家。
 
フィレンツェ商人の父と名もなき[[フランス]]人女性との間に私生児として生まれたとされるが、出生地は不明であり、[[チェルタルド]]や[[パリ]]とする説もある。なお、ボッカッチョの父はすぐに彼を認知する。
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代表作は、[[1349年]]から[[1351年]]に書かれた『[[デカメロン]]』(十日物語)。
 
ダンテの50歳ほど年下であるが、<!---ほぼ同時代人、とは言えまい-->最も早いダンテの理解者、賛美者であった。'''喜劇''' (Commedia) とのみ題されていたダンテの叙事詩に'''神聖なる''' (Divina) の冠辞を付け、『[[神曲]]』の名を定着させたのはボッカッチョである<ref>[http://commedia.jakou.com/ 『神曲』図解 Dante La Divina Commedia]</ref>。
 
また、[[ペトラルカ]]とは親交が深く<ref>近藤恒一編訳『ペトラルカ=ボッカッチョ往復書簡』(岩波文庫、2006年)に詳しい。</ref>、互いに研磨し合い、その創作活動は[[ルネサンス|リナシメント]](イタリア・ルネサンス)の先駆けにもなった。