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[[1980年代]]初頭、[[デビル雅美]]が率いた[[ヒール (プロレス)|ヒール]]軍団「ブラック・デビル」の末期に、突如としてデビル軍団側に肩入れする不公正なレフェリングをし始めたため、[[植田信治]][[コミッショナー]]は[[凶器 (プロレス)|凶器]]使用禁止令を下すと共に、阿部にも暫くの出場停止と減給処分を言い渡した。
 
その後、凶器使用禁止令を遵守しようとするデビル、[[山崎五紀]]と、凶器の使用にこだわる[[ダンプ松本]]、[[クレーン・ユウ|マスクド・ユウ]]との間で対立が発生。業を煮やしたデビルは、デビル軍団の解散を宣言し、する(その後デビルは[[山崎五紀]]を帯同し、ベビーフェイス (プロレス)|ベビーフェイス]]に転向した寄りでこそあれ、一匹狼の道を歩むこととなる)
 
デビルに謀反した松本とユウが、新たなヒール軍団「[[極悪同盟]]」を結成すると、今度は「下積みを強いられてきたダンプがかわいそうだから」と極悪同盟に加担、以後は度重なるコミッショナーの警告を受けながらも、極悪同盟側が行う反則を見ていなかったことにして黙認、極悪同盟側を有利にカウントする可変速カウントは当たり前の極悪同盟を徹底的に贔屓する極悪レフェリングを展開し、果ては極悪同盟とお揃いのコスチュームで一緒に現れる'''極悪レフェリー'''として、当時、人気絶頂にあった[[クラッシュギャルズ]]を始めとする[[ベビーフェイス (プロレス)|ベビーフェイス]]勢を大いに苦しめ、会場のファンからの怒号を集めた。ダンプも阿部に関して「阿部四郎は私にとって、とても大切な仲間」と語っている。