「恩寵 (キリスト教)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Kinno Angel (会話 | 投稿記録) 改名に伴う修正 |
Kinno Angel (会話 | 投稿記録) 改名に伴う修正 |
||
1行目:
本項目では、[[キリスト教]]における'''恩寵'''（おんちょう、{{lang-el|χαρις}}, {{lang-la|Gratia}}, {{lang-en|the divine grace}}, {{lang-ru|Благодать}}）は、神の人間に対する働きかけであり<ref name="daijiten">出典・引用元：『[[キリスト教大事典]]』（54頁・188頁・189頁、昭和48年、教文館）</ref>、すなわち神の人類に対する慈愛を意味する<ref name="shingakujiten">出典・引用元Ａ．リチャードソン編、Ｊ．ボウデン編、古屋 安雄監修、佐柳 文男訳 『キリスト教神学事典』（35頁・36頁・75頁・76頁、1995年、教文館）ISBN 4-7642-4029-7</ref>
▲'''恩寵'''（おんちょう、{{lang-el|χαρις}}, {{lang-la|Gratia}}, {{lang-en|the divine grace}}, {{lang-ru|Благодать}}）は、神の人間に対する働きかけであり<ref name="daijiten">出典・引用元：『[[キリスト教大事典]]』（54頁・188頁・189頁、昭和48年、教文館）</ref>、神の人類に対する慈愛を意味する<ref name="shingakujiten">出典・引用元Ａ．リチャードソン編、Ｊ．ボウデン編、古屋 安雄監修、佐柳 文男訳 『キリスト教神学事典』（35頁・36頁・75頁・76頁、1995年、教文館）ISBN 4-7642-4029-7</ref>、ユダヤ教・[[キリスト教]]の概念。'''恩恵'''・'''聖寵'''・'''神の恵み'''・'''恵み'''とも表記される。
キリスト教の伝統においては、生の変革をも意味することとなっていった<ref name="shingakujiten"/>。
55 ⟶ 54行目:
「神の恵み」は[[日本聖書協会]]の[[口語訳聖書]]・[[新共同訳聖書]]、他にも[[新改訳聖書]]などで一般的な表記であるが<ref>[[文語訳聖書]]では「<ruby><rb>神</rb><rp>（</rp><rt>かみ</rt><rp>）</rp></ruby>の<ruby><rb>恩恵</rb><rp>（</rp><rt>めぐみ</rt><rp>）</rp></ruby>」（ローマ3:24など）</ref>、[[正教会]]では'''[[恩寵]]'''（おんちょう）が一般的表記であるほか<ref>[http://www.orthodoxjapan.jp/tebiki/sekaikan02.html 天使と悪魔] - [[日本正教会]]公式サイト</ref>、日本の[[カトリック教会]]でも「恩寵」はよく用いられる表記である<ref>[http://www6.ocn.ne.jp/~catholic/okaya_main.html カトリック岡谷教会]</ref>。カトリック教会では'''聖寵'''（せいちょう）とも<ref>[http://www17.ocn.ne.jp/~kitami50/abashiric1.html 網走教会]</ref>。また、[[プロテスタント]]にも「'''恩寵'''」の語彙を用いるものがある<ref>[http://tokyo-oncho.org/reformed-church.html 日本キリスト改革派 東京恩寵教会]</ref>。古くは「'''恩典'''」（[[中国語]]でも「恩典」）などともいった。
== キリスト教 ==
96 ⟶ 92行目:
* [[グレース]]、[[マーシー]]、[[メルセデス]]
▲{{DEFAULTSORT:かみのめくみ}}
[[Category:キリスト教神学]]
| |||