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『'''コンビニキャッチャー'''』は、[[バンプレスト]]が発売・稼働している[[プライズゲーム]]。
 
コンビニキャッチャーの本体を小型化した『コンビニキャッチャーミニ』、大型景品を扱ったえる『コンビニキャッチャーDX』についても本項で扱う。
景品はストラップやキーホルダーなどの小物になっており、アームが景品を手前に引き出すという作りとなっている。
 
コンビニキャッチャーの本体を小型化した『コンビニキャッチャーミニ』、大型景品を扱った『コンビニキャッチャーDX』についても本項で扱う。
 
== コンビニキャッチャー とりほうだい ==
1995年に稼動開始。ストラップやキーホルダーなどの小物を景品に用いる。プレイ料金の標準設定は100円で1回、500円で6回。2人プレイヤー用。
シリーズの原点。1995年に稼動開始。プレイ料金(1回100円、500円玉で6回プレイできるなど、従来のクレーンゲームを踏襲している)を投入し、1のボタンでアームを上に上昇、2のボタンで右側の場合は左に、左側の場合は右に移動させる。欲しい景品の前に来たらボタンを離し、自動的にアームが景品を掴む。見事に景品を手に入れたら取り出し口が光る。もし景品取り出し口に移動している際に底面に落ちたら失敗となるが、店舗によっては皿やトレイなどの器に落ちたら店員に申告して景品が手に入る、いわゆる『ラッキーゾーン』が存在しており、コンビニキャッチャー専用の景品取り出し口移動用のベルトコンベア『とるとるステージ』も存在している。
 
筐体背面部分から手前に向けて水平方向に伸びるピンがあり、これに景品をぶら下げて陳列する。その景品をアームでつまみ、手前に引き出して取り出し口まで運んで獲得する。
アームの色は腕の部分が赤色で、爪の部分は黄色である。ちなみに景品を掴みやすくするためにバンプレストが作ったゴム製のアタッチメントアームが使われている店舗もある。
ピンは天地方向に5段並んでおり、1・3・5段目には5列、2・4段目には4列、左右に並んでいる。ピンの手前側先端部分は若干太く、水平移動のみだと景品が引っかかる作りになっている。
 
景品を排出口に入れれば獲得となる。景品排出口は、右プレイヤー側は右下、左プレイヤー側は左下にある。アームの初期位置はそれぞれ、景品排出口の上である。
 
筐体色は赤・青など原色が基調である。アームは腕の部分が赤色で、爪の部分は黄色である。爪はプラスチック製のほぼ半円形の板で、左右とも先端部分内側に2本、天地方向に溝が掘られている。
 
操作はボタン2つで行う。1のボタンでアームの上昇、2のボタンで横移動させる。横移動の方向は左プレイヤー側が右、右プレイヤー側は左。いずれの移動も、限界位置まで達するとボタンを押していても停止する。
 
2ボタンを離した直後にアームが自動的に前進し、掴む動作が行われる。さらにアームの後退、初期位置への移動、アームを開く動作が自動的に行われ、初期状態に戻ってゲーム終了となる。
 
排出口の周囲にはセンサーが付いており、獲得したか否かで取り出し口のLED点灯やBGMでの演出がある。また、アームの左右爪基部の間にもセンサーがあり、アーム前進中にこれがピンなどの移動しないものへの接触を感知すると、掴む動作を行わずに即座に後退し、初期位置に戻る。
 
メーカーが用意したオプションとして、小型のベルトコンベアの『とるとるステージ』や、ゴム製のアタッチメントアームがある。
前者は、途中で落とした景品を排出口まで運ぶものである。このオプションの代わりにトレイを用意し「この中に落ちても獲得」とする店舗もあった。
後者は、爪が変形することで景品自体をがっちり掴めることを考慮したものである。ただし、「先端の筋彫りでタグをつまむ」「景品を弾き落とす」などの方法は通常の爪よりも難しくなる場合がある。
 
== コンビニキャッチャーミニ ==
コンビニキャッチャー本体を小型化させもの。1プレイヤー専機。「コンビニキャッチャー とりほうだい」の筐体の左プレイヤー側を切り出か設計されておらずたようなマシンで景品排出口やアームの移動も普通の初期位置は左側にある。基本的な操作方法は「コンビニキャッチャーにおける左側のみである とりほうだい」と同じ
 
== コンビニキャッチャー2 ==
2004年に稼働開始したシリーズ第2弾。筐体色は白と銀色が基調で、2004年に稼働開始。台マシン名の看板部分は水色とピンク色の看板の2種類がある。また、台のボディは未来を基調とした銀色になっており、台の左右両端には景品を展示させるショーウィンドウがある。初代では底面で景品を落としてしまうと景品が獲得できなかったが、コンビニキャッチャー2では底面全てが景品取り出し口となっているため、初代にあった『ラッキーゾーン』は事実上廃された。基本的な操作方法はコンビニキャッチャーと同じ
 
「コンビニキャッチャー とりほうだい」と同様、2プレイヤー機で、アームの初期位置もそれぞれ左右下端。底面全体がすり鉢状の排出口となっており、景品は事実上、ピンから外せさえすれば獲得となる。基本的な操作方法は「コンビニキャッチャー とりほうだい」と同じ。
 
== コンビニキャッチャーコンパクト ==
コンビニキャッチャー2の台を小型化させ1プレイヤー機。アームで、初期位置は左側。操作方法はコンビニキャッチャーミニ とりほうだい」と同じ。
 
== コンビニキャッチャーDX ==
1999年に稼働開始した大型景品用のマシン。筐体は通常のコンビニキャッチャーより大きいが、1プレイヤー専用。アームもかなり大きくなっている。爪の形状は他のシリーズ機と異なり、若干湾曲した棒状である。
1999年に稼働開始。大型のフィギュアなどの大型景品を扱っており、アームもかなり大きくなっている。遊び方は通常のに加え、景品を掴みやすくするためにアームを前進させる操作方法が追加されている。景品を包む袋の上のパッケージ部分が狙い目になっている(『ココをねらえ!』と書かれている)。大型景品を取り扱っているため、プレイ料金も1回200円とやや高めに設定されている。
アームの初期位置や景品排出口は左側にある。
 
操作ボタンは3つに増えており、アームの上移動と右移動に加え、前進の開始・停止もプレイヤーが行う。掴む動作以降は他のシリーズ機同様、自動で行われる。
 
本機種への対応を考慮されていない景品を用いるための、メーカーが用意した袋とタグが存在し、狙い目となる箇所に『ココをねらえ!』と書かれている。
 
プレイ料金は標準設定で200円で1回、500円で3回。プレイ開始時点でコインの追加投入を受け付けなくなる仕様になっているため、後者は500円玉を使用した場合に限られ、100円玉5枚投入での3回プレイは出来ない。
 
== 備考 ==
* アームの掴む力は景品の大きさによって掴む力が異なる。ちなみにセンサーはアームの中央部にある。
* 初代コンビニキャッチャーのキャラクターは、色の付いたボールに手と足とキーチェーンが付いた、[[バボちゃん]]のようなデザインとなっていである。
*キーホルダー系の景品は、上部のパッケージ台紙が狙い目となっている。
*キーホルダーの輪の部分にアームの爪を引っ掛けたり、ふちにずらす様に景品を重さをかけて落とす(『ラッキーゾーン』がある場合、もしくは『コンビニキャッチャー2』プレイ時)といった裏技が存在している。しかし、景品が陳列しているピンにアームが触れるとプレイが中止されるので、注意が必要。
*初代コンビニキャッチャーのキャラクターは、色の付いたボールに手と足とキーチェーンが付いた、[[バボちゃん]]のようなデザインとなっている。
 
== 関連項目 ==