「鹿島新當流」の版間の差分

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'''新当流'''(しんとうりゅう)は、[[室町時代]]におこった[[剣術]]古流の一つ。流祖は[[塚原卜伝]]。鹿島新当流、卜伝流ともいう。
 
塚原卜伝は[[常陸国]][[鹿島神宮|鹿島神宮]]の[[祠官]]、[[卜部覚賢]]の次男で、幼名を朝孝といい、延徳元年(14891489)鹿島神宮部座主職吉川家に生まれる。父から[[国摩真人]]が、神事によって授かった日本最古の鹿島伝来の鹿島の太刀(鹿島中古流[[太刀]])を、養父の[[塚原安幹|塚原土佐守安幹]]から[[飯篠長威斎]]の[[天真正伝神道流]]を学び、さらに[[1522年]]([[大永]]2年)34歳のとき、鹿島の神前に1000日参籠して、「一の太刀」の妙術を感得し、[[剣]]67手・[[長刀]]22手・[[鑓]]9手からなる新当流を創始したと伝えられる。
 
卜伝の先祖には、[[天照大御神]]が天の岩戸に隠れた際に、太祝詞を唱えた[[天児屋命]]から10代目の[[鹿島神宮]]神官であった、[[国摩真人]]がおり、日本の最古剣術の祖が輩出される。<br>
国摩真人は、[[鹿島新当流]] 開祖 塚原卜伝が誕生した吉川家の祖先。<br>
卜伝の子孫 日本古武道協会 [[鹿島新当流]] 吉川常隆氏抜粋