「固有関数」の版間の差分

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<math>\left. \Psi= \Psi_{(p=0.0[kg \cdot m/s])}+\Psi_{(p=0.0001 \cdots )}+ \cdots \right.</math>
 
固有関数の物理的意味は「[[定常波|定在波]]」だと考えてそれほど差し支えない。例えば[[シュレーディンガー方程式]]
:<math>\hat{H}\Psi=E\Psi</math>
は[[ハミルトニアン]]<math>\left. \hat{H} \right.</math>とその固有値(観測されるエネルギー値)<math>\left. E \right.</math>に対する固有値方程式である。ポテンシャル中に閉じ込められた粒子は、そのポテンシャル中で波動関数が定在波となるような状態しか持たない。そのために実験で観測される粒子のエネルギーも連続的にはならず、離散的となる。エネルギー<math>\left. E \right.</math>の[[正準共役変数]]である時間<math>\left. t \right.</math>の様々な変化に依らず安定して存在する波(定在波)のみが固有関数として許される。