「ダム穴」の版間の差分
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== ダム穴の正体 ==
一般に、ダム湖やため池といった人造湖には、[[水位]]が一定以上とならないよう、余分な[[水]]を下流に[[放流 (ダム)|放流]]([[放水]])する設備を備えており、これを'''余水吐き'''(余水吐け、[[英語|英]]: [[:en:Spillway|spillway]])という。中でも'''グローリーホール'''(英: glory hole)を採用したものは、排水時に
グローリーホールは、[[放水路]]へとつながる円筒形の[[パイプ|管]]が水中(湖底)から立ち上がった構造をしている。
[[日本]]では[[2000年代]]に[[インターネット]]の[[電子掲示板]]や[[ブログ]]などの[[メディア (媒体)|メディア]]を通じて紹介され、その異様な雰囲気の光景にいつしかダム穴という名前が付けられ話題を呼んでいる。しかし、現状では[[日本のダム]]においてダム穴が見られる機会は少ない。建設された多くのダムでは、その堤体(ダム本体)に[[スロープ]]状の余水吐きを[[水門]]を伴って設けることがほとんどであり、グローリーホールを備える例が少ないためである。ダム穴が現れる構造をしているダムとしては、[[宮崎県]]にある[[芋洗谷ダム]]や、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[モンティセロダム]] ([[:en:Monticello Dam|Monticello Dam]]) などが有名である。
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