「日本の核武装論」の版間の差分

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=== 仮想敵国はどこなのか ===
基本的に核兵器は戦略兵器なのであるから、通常兵器以上に戦争を抑止すべき対象というものを明確化する必要があるが、漠然と[[仮想敵国]]は中国であるとか対米依存の脱却とかを唱えても説得力を持たせることはできない。中国が相手であれば(ソ連にそうしたように)アメリカとの同盟を継続することで対抗する選択肢もあるし、対米依存の脱却を唱えるのであれば当然、アメリカも「仮想敵のひとつ」としなければならない。さらには仮想敵を明確にした上で、その戦力を評価し、対抗手段(核兵器の場合であれば戦争を抑止できるとする損害の強要)を見積もり、予算を策定しなければならない。なお、中国は[[国際連合憲章]]に定める「[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国]]」の一つであり、国連決議とは一切無関係に、日本が[[国際連合憲章]]違反た行為を取ったとみなした場合は軍事行動を起こす権利が留保されている([[敵国条項]])。
 
=== 核弾頭の所要量 ===