「セリー・オーク・ポンプ場」の版間の差分

'''セリー・オーク・ポンプ場'''は、[[1878年]]に[[バーミンガム事業団水道局]]([[:en:Birmingham Corporation Water Department|Birmingham Corporation Water department]])によって建設され<ref>''[[:en:The English Mechanic and World of Science|The English Mechanic and World of Science]]'', Volume 29. 1879</ref>、建物直下の[[井戸]]から、家庭用に給水される水を汲み上げるために、[[ボールトン・アンド・ワット]]社製の[[蒸気機関]]が設置されていた。

[[ゴシック建築]]風の建物の設計は、[[マーティン・アンド・チェンバレン]]([[:en:Martin & Chamberlain|Martin & Chamberlain]])によるものである。建物の外見は、フランスのゴシック建築による王族の[[チャペル|礼拝堂]]のようになっている。東面の[[ファサード]]には上部の[[ブラインド・アーケード]]、階段状に細いブラインド・アーケードを配した[[タレット (建築)|タレット]]、[[高窓]]([[:en:Clerestory|clerestory]])を配した[[アプス]]が配されている<ref>{{cite web|url=http://www.brumagem.co.uk/Architecture_Listed-Buildings_5_Birmingham.shtm|title=News and Information about Birmingham UK, Secular Listed Buildings in Birmingham (5/6)|publisher=LACT Limited|accessdate=2011-2-23}} - ただし、この記述で「The north facade」とあるのは、東面の誤り。</ref>。

この施設は、後に[[エラン用水路]]([[:en:Elan aqueduct|Elan aqueduct]])が開通すると不要になり、建物は[[変電所]]に転用された。