2011年2月27日 (日) 07:15時点における版編集 78 (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 14,257 回編集 m 外部リンクと最新情報を追加。 ← 古い編集		2011年2月27日 (日) 07:23時点における版編集取り消し Trca (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 19,643 回編集 78 (会話) による ID:36547687 の版を取り消し　情報古い。すでに否定された説。新しい編集 →
19行目: [[2003年]]にDNAによる系統研究が行われ、[[新口動物]]に属する独立のグループとされた（Bourlat et al., 2003）。さらにその後の詳細な研究の結果、独立の門「'''珍渦虫動物門'''」Xenoturbellida とされている（[[棘皮動物]]などに近い：Bourlat et al., 2006）。長さは4 cm以下でやや細長く、扁平で左右対称。体制は非常に単純で、[[中枢神経系]]や、[[生殖腺]]その他の独立した[[器官]]はない。下向きの[[口]]とそれに続く"[[腸]]"（[[肛門]]はない）だけがある。生殖法も不明。表面に[[繊毛]]があり散在[[神経系]]はある。近年の研究では、[[卵子]]が二枚貝の[[原鰓類]]と共通の特徴を持つこと、さらに幼生は[[トロコフォア]]型で、完全な消化管と肛門があり、[[中枢神経系]]を持つことなどが判明しており、成体はそれらの器官が二次的に[[退化]]したとわかった。このことから、珍渦虫は二枚貝に近縁であると考えられている。 ''Xenoturbella'' 属は次の2種からなる。今のところ[[バルト海]]でだけ見つかっている。 30行目: O. Israelsson (1999). "New light on the enigmatic ''Xenoturbella'' (pylum uncertain): ontogeny and pylogeny". ''Proceedings: Biological Sciences'' 266 (1421) : 835-841. [http://links.jstor.org/sici?sici=0962-8452%2819990422%29266%3A1421%3C835%3ANLOTEX%3E2.0.CO%3B2-1&size=LARGE] M. Noren, U. Jondelius (1997). "''Xenoturbella'''s molluscan relatives...". ''Nature'' 390: 31-32. ~~==外部リンク==~~ [http://www.bioinf.uni-leipzig.de/Publications/PREPRINTS/07-012.pdf A PCR Survey of ''Xenoturbella bocki'' Hox Genes] {{YouTube\|yJXNcoxL2Xs\|''Xenoturbella bocki'' の映像}} *[http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ken/story/07.html 謎の生物、珍渦虫] - [[東京大学]]大学院・理学系研究科・理学部 [[Category:動物\|ちんうすむし]]

「珍渦虫」の版間の差分