「磁気ディスク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
VolkovBot (会話 | 投稿記録)
m r2.5.1) (ロボットによる 変更: en:Hard disk platter
編集の要約なし
7行目:
磁気ディスクに[[フォーマット]]を行い[[ディスクセクタ|セクタ]]を区切った[[ランダムアクセス]]方式のものが一般的であるが、[[クイックディスク]]などは[[シーケンシャルアクセス]]方式だった。初期のデジタルカメラでは磁気ディスクに[[アナログ]]記録を行うものもあったが<ref>アナログ記録方式の磁気ディスクとは、[[電子スチルビデオカメラ]]であるソニーの「マビカ」である。</ref>、21世紀現在では全て[[デジタル]]記録方式になっている。
 
== 欠点・脆弱 ==
磁気ディスクは、磁気、[[埃]]や汚れ、[[振動]]や衝撃に脆弱である。
情報の記録に磁気を用いていることから、強力な[[磁石]]のような極めて強い磁界によって、記録情報が破壊される恐れがあるが、日常での危険は少ない<ref>磁気ディスクが保持している磁力は強力であるため、日常で用いる程度の磁界では密着でもさせない限りあまり変化を受けない。密着させることで傷や埃が付くことがより現実的な問題となる。</ref>。[[埃]]や汚れの付着が問題となり<ref>高密度記録を行う製品では、[[埃]]や汚れが記録面に付着することによってヘッドを正常な読み取り高に維持できなくなり正常に読み書きできなくなったり、場合によっては埃や汚れが広がったり、またはヘッドがバウンドすることによって記録面が傷付けられて広範囲に読み書きできなくなることがある。</ref>、振動や衝撃に脆弱である<ref>読み書き動作中や停止中・保管中などで振動が加わると、その加速度の大小や発生状況に応じて磁気ヘッドが記録面に接触して部分的に読み書き不能になったり、ひどい場合には磁気ディスクの変形が起こってすべての記録情報の読み出しすら行えない全壊状態となることがある。</ref>。
 
情報の記録に磁気を用いていることから、外部から磁気([[磁石]]などの発する強い[[磁界]])を受けるとディスクの保持する磁界が変化し記憶情報が破壊される。ただし、日常で用いる程度の一般的な磁界では密着でもさせない限りディスクの磁界を変化させることはできない。
[[埃]](ダスト)や汚れの影響を受けやすい。埃や汚れが記録面に付着することによって磁気ヘッドを正常な高度に維持できなくなり正常に読み書きできなくなったり、埃や汚れにより直接またはヘッドのバウンドを引き起こし間接的に記録面が傷付けられ広範囲に読み書きできなくなることがある。
[[振動]]や衝撃を受けると読み書き動作に影響を及ぼしやすい。[[ハードディスクドライブ]]のように磁気ヘッドがディスクに接触しない構造の磁気ディスクは、読み書き動作中や停止中・保管中などで振動が加わると、その加速度の大小や発生状況に応じて磁気ヘッドが記録面に接触([[ヘッドクラッシュ]])して部分的に読み書き不能になったり、ひどい場合には磁気ディスクの変形が起こり全ての記録情報の読み出しすら行えない全壊状態となることがある。
 
== 種類・規格 ==