「クーロンの法則」の版間の差分

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これは実験から見出したもので距離の指数 2+δ は物理量で有効数字をもち、現在もより精密な実験により更新されている。
キャヴェンディッシュによる実験では |δ|=1/50 であり、マクスウェルの実験では |δ|=1/21600 、現在の値では|δ|<2×10<sup>-9</sup> であることが確かめられている。このため実用的には通常距離の二乗としている。
この実験の成果からこの法則を'''クーロンの法則'''と呼ぶ。また式中の定数 k を'''クーロン定数'''といい、この式で表される力 <math>F</math> を'''クーロン力'''(静電力、静電気力、静電引力)という。
 
キャベンディッシュの研究資料は1870年に設立された[[キャヴェンディッシュ研究所]]の初代所長[[ジェームズ・クラーク・マクスウェル|マクスウェル]]によって公表された。マクスウェルはキャヴェンディッシュの方法を改良して追試をおこない、非常に高い精度でクーロンの法則を確かめている。