「グリザイアシリーズ」の版間の差分

舞台は、「三嶋崎」という名の町である。三嶋崎には、約1年前に設立された「私立美浜学園」という[[学生寮|全寮制]]の学校があ存在しており、主人公の青年「風見雄二」が転入生として訪れることから物語は始まる。

: 主人公。幼少時に両親を亡くし、ある年上の女性に育てられる。あるとき「普通の学校に通いたい」と希望したことから、知人であるかつ美浜学園長である千鶴の縁により、「[[カナダ]]からの[[帰国子女|帰国生]]」という名目で美浜学園の2年生として転入する。他の5人の女子生徒達には、自分の素性についてあまり詳しく知らせていない。過去の体験から電車に乗る事ことを嫌いっており、なるべく電車以外他の移動手段を利用している<ref>美浜学園にを訪れた時る際には、JBから切符を渡されていたにもかかわらず、170kmの距離を歩いてきた。</ref>。

: いつも冷静で、必要以上に他人と近づかないほうである。親代わりだった女性の教えに従って毎朝16kmの距離を[[ランニング]]しており、頻繁に読書を行う。そのため、に知力も体力も高水準。しかしであるが、言動が観察的で感情に乏しく、日常的なコミュニケーションにおいては劣る。

: 美浜学園の2年生。巨大財閥「東浜電鉄グループ」の総帥の令嬢。約1年前に美浜学園がの設立された当初から在籍している。やや吊り目と、尻まで届く黒いロングヘアが特徴。無愛想かつ気難しい性格で、他人との交流は不得意。いつも1人で過ごしており、学園の他の生徒達とは顔を合わせないことが多い。いつも[[カッターナイフ]]を持ち歩いており、怒ると刃を出して相手を威嚇する。趣味は読書で「本の虫」と言われるほどの多読家であり、特に[[推理小説|ミステリー小説が]]を気に入っている。

: 美浜学園の3年生。由美子に続き、2番目に美浜学園唯一の3年学生で、となった。頼れるお姉さんのような少女<ref>由美子に続いて美浜学園の2番目の学生となった。以前に通っていた学園では事情により1年休学していたため、実年齢は雄二よりは2歳年上である。</ref>。背が高く、スタイルが抜群に良い。実家は[[銀座]]に本店を構える老舗の[[料亭]]を営んでおり、料理が得意。京都の出身である母親の影響で、興奮したり気が動転すると、[[近畿方言|関西弁]]を話すようになる。中型二輪免許を取得しており、250ccの単気筒バイクを[[クルーザー (オートバイ)|ボバー]]に改造した「ボバ太郎」を駐輪所に停めている。

: 美浜学園の1年生。無邪気で天真爛漫な性格の少女。雄二のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。天音を姉のように慕っており、学生寮では自分の部屋をほとんど使わず、いつも天音の部屋で過ごしている。両親の仕事の都合で6歳まで海外を転々としていたため、英語を話すことができる。いつも左右の色が違う[[ニーソックス]]を履いている。

: 国内私立大の学部長・副学長兼私立美浜学園常任理事学園長。雄二とは昔からの仲のため、美浜学園へ手を回して彼を転入させた。その幼い容姿から、中学生に間違われることもしばしばである。雄二には以前命を助けられたことがあり、そのことを感謝している。[[都道府県知事|県知事]]の一人娘で、もある程度のため、それなりに融通は利く。

: ドイツ人の父とイタリア人の母との間に生まれた金髪の女性。以前はアメリカ国籍で'''ジュリア・バルデラ''' (Julia Bardera) という名だったが、仕事の都合によりから日本に帰化し、現在の名を得る。雄二の身元保証人であり、勤務先のかつ「会社」での直属の上司。雄二であり、彼には旧名の頭文字からは'''JB'''と呼ばれている。

: 「会社」の職員で、JBの後輩兼補佐役。褐色肌にで、眼鏡を掛けた銀髪の女性で眼鏡をかけている。職業柄、夜食をよく食べており、そのるために太りやすくなっているの体質を気にしている。