「真竜院」の版間の差分

'''眞龍院'''（しんりゅういん、[[天文 (元号)|天文]]19年（[[1550年]]） - [[正保]]4年[[7月7日 (旧暦)|7月7日]]（[[1647年]][[8月7日]]））は、[[武田信玄]]の三女で、[[木曾義昌]]の正室となった女性である。俗名は「真理姫」と伝わる。

 

天文19年（1550年）、武田晴信（武田信玄）の3女（4女または5女との異説あり）として生まれる。[[弘治 (日本)|弘治]]元年（[[1555年]]）に[[木曾義康]]が晴信に下りたとき、晴信は[[信濃国|信濃]]と[[美濃国|美濃]]・[[飛騨国|飛騨]]の国境を守る重要拠点を支配する木曾氏の存在を重く見て、義康の嫡男義昌の正室に真理姫を与えて、[[木曾氏]]を親族衆としている。義昌との間には嫡男・[[木曾義利]]らが生まれている。

 

== 生みの母 ==

姉妹である[[黄梅院 (北条氏政正室)|黄梅院]]、[[見性院 (穴山梅雪正室)|見性院]]の母は正室[[三条の方|三条夫人]]、[[松姫]]、[[菊姫 (上杉景勝正室)|菊姫]]の母は側室[[油川夫人]]とはっきりされているが、真理姫の母は不詳である。説によると真理姫の母は三条夫人、油川夫人とするものに分かれるが、油川夫人とする説が強い。これが正しければ、真理姫の同母兄は[[仁科盛信]]、[[葛山信貞]]、同母妹は松姫、菊姫である。

 

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