「ヴァラーハミヒラ」の版間の差分

ウッジャイニー（ウッジャイン）に生まれた。アバンティ国の宮廷占星術師を務めた。「ヴァラーハ」は、サンスクリット語でイノシシの意味、「ミヒラ」は太陽神ミフルに由来するといわれ、著作の中で太陽神を賛美する文言が多い。父アーディトアダーサと息子プリトゥヤシャスも西洋占星術の技術者であった。[[占星術]]と[[天文学]]とを扱った『パンカ・シッダーンティカー』（Pancha-Siddhantika）や、占星術に関する『プリハット・サンヒター』（[[:en:Brihat-Samhita|Brihat-Samhita]]）などの著書が有る。これらの著書は西洋占星術についての解説書であるとともに、インド伝来の多数の占いについても解説している。出生占星術の教科書的存在であった。多くの用語がギリシア語を使用しているが、インド的な世界観に基づき改訂を加えている。『パンカ・シッダーンティカー』にはインドの失われた著作『スーリヤ・シッダーンタ』、『パウリサ・シッダーンタ』などの5つのシッダーンタについての記述がなされていて、その中には以下の様な[[三角法]]の知識が含まれていた。