「いつか読書する日」の版間の差分

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Aar20300 (会話 | 投稿記録)
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== ストーリー ==
幼い頃に父と死別し青春時代に母も失った大場美奈子([[田中裕子]])は、未婚のまま故郷の町で50歳を迎え早朝は牛乳配達昼間はスーパーのレジ係を勤めている。彼女には古くからの親の知人([[渡辺美佐子]])がいるが夫([[上田耕一]])は認知症の初期にあった。
 
一方彼女と交際していた同級生の高梨槐多([[岸部一徳]])は、役所の児童課に勤務親の虐待を受けている児童の保護にあたっている。彼には余命いくばくもない病床の妻の高梨容子([[仁科亜季子]])がおり、昼はヘルパー夜は彼自身が献身的に介護をしている。
 
そんな二人にはかつて青春時代に運命のいたずらで仲を引き裂かれた暗い過去があった。美奈子の母親([[鈴木砂羽]])と高梨の父親([[杉本哲太]])が不慮の事故死をとげ不倫関係が世間の明るみに出たのである。それ以降二人は互いの恋愛感情を封印し相手を無視しつつ別々の人生を歩んでた。それをしかし美奈子はそれをラジオへ密かに投稿した。
 
そんなある日高梨宅に配達する際牛乳箱に自分宛のメモを見つける。容子(彼の妻)が至急会いたいという。不信に思いつつも訪問したする彼女に、容子は「夫は今でもあなたを慕っているので私が死んだら夫と一緒になってほしい。それが最期の願い」と告げる。
 
唐突な内容と頼みを受け激しく動転する美奈子。しかし、容子の死、葬儀の後一段落)後に高梨を誘いお互いの親の事故現場を訪れる。二人は今までの積年の想いを伝える。そしその晩初めて結ばれ。が…。
 
== 参考資料 ==
*原案は脚本の[[青木研次]]と監督[[緒方明]]である。
*撮影地は監督[[緒方明]]出身の長崎市周辺。
*[[田中裕子]](大場美奈子)の夫([[沢田研二]])は[[ザ・タイガース]]の元メンバー。
*[[岸部一徳]](高梨槐多)は[[岸部修三]]の名で[[ザ・タイガース]]の主軸メンバー。
*作品中の(槐多)の名は画家だった父が尊敬する[[村山槐多]]を息子に付けたとされている。
*[[仁科亜季子]](高梨容子)1999年仁科亜季子へ改名後初の本格映画出演。2004年7月学習院初等科の同級生との不倫を暴露される。2011年息子の入籍に続き広告代理店勤務(57)と再婚を発表。2011年3月[[東北地方太平洋沖地震]]で[[ACジャパン]]の差し替えCMが大量に流れ「しつこい」などの抗議が殺到。娘のブログへ「自分ではどうしようもなく困惑している」と連名でコメントを出す(後、約5日後に解消した)
 
== キャスト ==