「アメリカ合衆国上院仮議長」の版間の差分

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仮議長の職は、1789年に[[アメリカ合衆国憲法]]に基づき設置された。初代仮議長は、同年4月6日に選出された。当初は、上院を統轄する[[アメリカ合衆国副大統領|副大統領]]が欠けた場合に、毎日あるいは週単位で仮議長が任命されてきた。1960年代までは副大統領が日々の上院の会議を主宰するのが常であったため、副大統領職が欠けない限りは、仮議長が上院を主宰するのは稀であった<ref name="HAO" />。
 
1891年までは、仮議長は副大統領が職務に復帰するまで、または議会が休会するまで務めるに留まった。1792年から1886年まで、仮議長の[[アメリカ合衆国大統領の継承順位|大統領継承順位]]は副大統領の次、下院議長の前に当たる第2位であった。このため、大統領から昇格して大統領となった[[アンドリュー・ジョンソン|アンドルー・ジョンソン]](彼には副大統領がいなかった)が1868年に弾劾訴追を受けた際は、副大統領が空席だったため仮議長[[ベンジャミン・ウェイド]]が大統領職の筆頭継承者順位第1位となった。多くの史家は、では容易に可決されたジョンソンを無罪としの弾劾決議が上院では僅差で否決された大きな理由、急進主義者のウェイドが大統領となること多くの上院議員が望んでいなかったことるとみている<ref>{{cite book|last=Smith|first=Gene|title=High Crimes and Misdemeanors: The Impeachment and Trial of Andrew Johnson |publisher=William Morrow & Company|date=1977}}</ref>。仮議長と下院議長は1886年に継承順序から外されたが、1947年に復帰した。だがこの時、仮議長は下院議長の後ろに付いた<ref name="HAO" />。
 
当時の仮議長[[ウィリアム・P・フライ]]が健康上の理由により辞任した後、進歩的共和党、保守的共和党、民主党に3分された議会は、各々の推す候補が1911年から1913年まで輪番で同職に就くことで妥協した(「[[アメリカ合衆国上院仮議長 (1911年–1913年)]]」を参照)。
 
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