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[[ファイル:W sanshuyu1101.jpg|250px|thumb|サンシュユの実]]
'''サンシュユ'''(山茱萸、学名:''Cornus officinalis'')は、[[ミズキ目]][[ミズキ科]]の落葉小高木。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる。[[季語]]は春。
==特徴==
原作地は中国及び朝鮮半島。日本には[[江戸時代]]中期に薬にする為朝鮮から渡来した。高さ3〜15mになる落葉小高木。樹皮は薄茶色で、葉は楕円形。3月下旬から4月にかけ、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。夏には葉が[[イラガ]]や[[カナブン]]の食害を受ける。観賞用として庭園等に植えられる。晩秋に付ける紅色楕円形の実は渋くて生食には向かないが、果実(正確には偽果)は、'''山茱萸'''という[[生薬]]として[[日本薬局方]]に収録されており、強精薬、止血、解熱作用がある。また、牛車腎気丸、[[八味地黄丸]]等の漢方方剤にも使われる。
== 関連項目 ==
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