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==解説==
当時のダンス音楽の[[レイブ (音楽)|レイブ]]文化とエクスタシー([[メチレンジオキシメタンフェタミン|MDMA]])などの[[多幸性]]ドラッグの流行とあいまって、それまでのイギリスにはなかったオープンで享楽主義的な音楽とオーディエンスが大量に発生した。[[レイブ (音楽)|レイブ]]同様に共同体意識のもと、アーティストと観衆の上下関係や垣根を取り払うことを目指し、「これからは(ステージの上のバンドではなく)オーディエンスの時代だ」とも言われた。[[セカンド・サマー・オブ・ラブ]]と呼ばれるムーブメントの影響を受けており、[[ハウス (音楽)|ハウス]]を中心とした[[ダンス]]・ミュージックの発展とも大きく関わっている。音楽的には伝統的なロックのフォーマットを取りながらも、ハウス音楽的な4つ打ちのビートを導入し、それまでの受身のロック音楽と異なり「オーディエンスが踊れるかどうか」をという機能性を重視した。この系統の有名なレーベルとして、[[ファクトリー・レコード]]などがある。
[[ストーン・ローゼズ]]の2ndアルバムの失敗や他のムーヴメントの台頭などにより存在は薄れ、当時低迷していたUKシーンをメディアが誇張し持ち上げたという印象をリスナーに与えてしまい、短命に終わったムーブメントではあったものの現在、UKシーンで大御所として活躍するバンド[[オアシス (バンド)|オアシス]]や[[ブラー]]、[[レディオヘッド]]など、ちょうど世代的にこのムーブメントをくぐりぬけてきたミュージシャンが多く、後継のバンドに影響を与えたとも言われる。
== 代表的なミュージシャン ==
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