「アースダム」の版間の差分
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主に[[灌漑]]目的で建設される。降水量の少ない地域、特に[[瀬戸内海]]沿岸地域([[岡山県]]・[[香川県]]等)に多い。[[上水道]]目的で建設される例は[[1891年]]に[[長崎市]]水道局が建設した本河内高部ダムが最初で、その後[[東京都]]によって[[山口貯水池|狭山湖]](山口ダム)や[[多摩湖]](村山ダム)が、戦後には水資源開発公団(現・独立行政法人[[水資源機構]])によって総貯水容量の大きい大規模アースダムが[[利根川]]水系や[[木曽川]]水系等で建設された。この中には河道外であったり湛水出来るだけの水量を持たない為他の河川から導水して貯水し、用水路の[[調整池]]として建設されるケースもある。但し積極的な洪水調節機能には余り向いておらず、[[多目的ダム]]・治水(防災)ダムとして建設されるケースは少ない。更に水位変動の激しい発電用として建設されるケースは大野ダム([[相模川]]水系谷田川・[[東京電力]]株式会社)等極めて少数である。
ダムの型式別では日本で最多で、堤高
海外には世界一の高さを誇る'''[[ヌレークダム]]'''([[タジキスタン]]・堤高
== 主なダム(堤高順) ==
=== 海外 ===
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:
|-
!順位
19行目:
!ダム名
!堤高<br />(m)
!総貯水<br/>容量<br />
!完成年
!備考
|-
|1
|[[タジキスタン]]
|[[ヌレークダム]]
|300.0
|
|[[1980年]]
|既設堤高世界一
|-
|2
|[[カナダ]]
|マイカダム
|243.0
|
|[[1973年]]
|
|-
|3
|[[アメリカ合衆国|アメリカ]]
|オロビルダム
|235.0
|
|[[1967年]]
|
|}
69行目:
|清願寺ダム
|60.5
|
|熊本県
|
|-
|[[愛媛県]]
80行目:
|大久保山ダム
|55.8
|
|愛南町・[[土地改良区]]
|
|-
|[[福島県]]
91行目:
|[[深田ダム]]
|54.5
|
|土地改良区
|
|-
|[[千葉県]]
102行目:
|[[長柄ダム]]
|52.0
|
|[[水資源機構]]
|
|-
|[[三重県]]
113行目:
|[[中里ダム]]
|46.0
|
|水資源機構
|
|-
|[[福島県]]
124行目:
|羽鳥ダム
|37.1
|
|[[農林水産省]]
|
|-
|[[北海道]]
135行目:
|青山ダム
|35.5
|
|[[北海道開発局]]
|農林水産省管理
146行目:
|山口ダム
|35.0
|
|[[東京都]]
|[[狭山湖]]
157行目:
|村山下ダム
|33.3
|
|東京都
|[[多摩湖]]
168行目:
|満濃池ダム
|32.0
|
|土地改良区
|[[満濃池]]
179行目:
|[[狭山池 (大阪府)|狭山池ダム]]
|18.5
|
|大阪府
|日本最古
|-style="background-color:#ddd;"
|[[宮城県]]
|[[北上川]]
190行目:
|[[長沼ダム]]
|15.5
|
|宮城県
|建設中
|