「ソビエト連邦暦」の版間の差分

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=== 週6日制 ===
[[File:Soviet calendar 1933 color.jpg|300px|thumb|left|1933年のソビエト連邦カレンダー。<br>グレゴリオ暦の中で、週6日制のソビエト連邦暦による休息日(第6日)が水色で、祝日が赤色で塗られている。ここでは3月1日が休息日扱いとなっている。]] [[File:Soviet kalendar 1939.jpg|thumb|1933年のソビエト連邦カレンダー。<br>グレゴリオ暦の表記はなく、「第1日」から「第6日」が並べられ、各月の31日はその枠外に置かれている。12月5日が祝日(赤色)に追加されている。]]
 
1931年夏、ソビエト政府はスターリンの指示に基づいて週6日制を導入し、公式には12月1日から実施された。これは毎月第6日、第12日、第18日、第24日、第30日を国民共通の休息日とし、週5日制で問題となっていた家庭内の休日不統一や工場機械の休止を実施する暦だった。第31日は労働日とされ、工場などは稼働したが、一部の商店や政府機関では休日となった。また、2月には30日がないため、3月1日が休日とされたが、一部の工場では2月25日から3月5日まで9日間(閏年だった1936年と1940年は10日間)連続の労働日となった。