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'''斎藤 文一'''（さいとう ぶんいち、[[1925年]] - ）は、宇宙物理学者、[[宮澤賢治]]研究家。[[新潟大学]]名誉教授。[[岩手県]][[北上市]]出身。
 
==来歴・人物==
[[岩手県]][[北上市]]出身。[[岩手県立黒沢尻北高等学校|岩手県立黒沢尻中学校]]を経て[[東北大学]][[理学部]]卒業、同大学院で1962年、理学博士号取得。博士論文は「夜光発光機構の研究」。[[オーロラ]]の研究者で、[[南極観測隊]]に加わったのち、新潟大学理学部教授を務め、退官後、名誉教授。詩人でもあり、詩誌『[[歴程]]』同人。1977年、『宮澤賢治とその展開』で[[藤村記念歴程賞]]受賞。[[宮沢賢治イーハトーブ館]]前館長。
[[岩手県立黒沢尻北高等学校|岩手県立黒沢尻中学校]]を経て、[[東北大学]][[理学部]]卒業、同大学院で[[1962年]]、理学博士号取得。博士論文は「夜光発光機構の研究」。
 
[[オーロラ]]の研究者として[[南極観測隊]]に加わったのち、新潟大学理学部教授を務める。退官後、名誉教授。
文芸評論家・[[斎藤美奈子]]の父。▼
 
詩人でもあり、詩誌『[[歴程]]』同人。[[1977年]]、『宮澤賢治とその展開』で[[藤村記念歴程賞]]受賞。宮沢賢治イーハトーブ館前館長。
 
▲娘は、文芸評論家・[[斎藤美奈子]]の父。
 
==著作==
===単著===
*宮沢賢治とその展開 氷窒素の世界 国文社、1977
*『宮沢賢治と銀河体験その展開 氷窒素の世界』（[[1977年]]、国文社、1980）
*『宮沢賢治星の図誌 と銀河体験』（[[藤井旭1980年]]共著 平凡社、1988国文社）
*『宮沢賢治 四次元論の展開 』（[[1991年]]、国文社、1991）
*『空の色と光の図鑑 』（[[1995年]]、草思社、1995）
*『銀河系と宮沢賢治 落葉広葉樹林帯の思想』（[[1996年]]、国文社、1996）
*『[[アルベルト・アインシュタイン|アインシュタイン]]と[[銀河鉄道の夜]] 』（[[2001年]]、新潮選書、2001）
*『宮沢賢治の春 その光と風のエッセイ 』（[[2002年]]、国文社、2002）
*『宮沢賢治の世界 銀河系を意識して 』（[[2003年]]、国文社、2003）
*『科学者としての宮沢賢治　』（[[2010年]]、平凡社新書、2010　）
===共著===
*『宮沢賢治星の図誌』（[[1988年]]、平凡社）共著：[[藤井旭]]
*『希望の未来へ 市民科学者・[[高木仁三郎]]の生き方』（[[2004年]]、七つ森書館）共著：[[久米三四郎]]、[[鎌田慧]]、[[佐高信]]、[[澤地久枝]]ほか
 
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