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Yugo312 (会話 | 投稿記録)
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=== 金属に対する反応 ===
[[塩酸|希塩酸]]とは異なり、酸化作用により希硝酸であっても水素より[[イオン化傾向]]の小さい金属を溶かすことが可能である。[[白金]]、[[金]]を溶かすことはできないが、濃硝酸と[[塩酸|濃塩酸]]を混ぜて[[王水]]を作るにより、これらの金属も溶かすことが可能になる。また、[[アルミニウム]]、[[クロム]]および[[鉄]]などは濃硝酸中で表面に酸化皮膜を形成し[[不動態]]が形成されるため反応が進行しない。
 
極めて薄い硝酸水溶液の場合、[[マグネシウム]]は初期において[[水素]]ガスを発生する<ref name=Cotton> FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年,原書:F. ALBERT COTTON and GEOFFREY WILKINSON, Cotton and Wilkinson ADVANCED INORGANIC CHEMISTRY A COMPREHENSIVE TEXT Fourth Edition, INTERSCIENCE, 1980.</ref>。