「メソッド演技法」の版間の差分
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演劇の世界に革新的な役割を果たしたメソッド演技法であるが、それに対する批判や問題点も存在する
メソッド演技法では、[[役作り]]のために自己の内面を掘り下げるため、役者自身に精神的な負担をかけ、そのため、アルコール中毒や薬物依存などのトラブルを抱えるケースも少なくない。マリリン・モンローや[[モンゴメリー・クリフト]]は役作りに専念しすぎるあまり、自身のトラウマを掘り出したがため、情緒不安定となり、以後の役者人生に深刻な影響を及ぼしたと指摘されている。
演技自体も即興性が強いため、表現技術にメリハリに欠け、不明瞭なものになりがちであり、また、リサーチやリアリティを重視するあまり、役者の持つ表現力や想像力を疎外してしまうことも指摘されている。
こうした指摘は、特に古くから演劇が確立されていたイギリスの俳優陣から挙がっており、[[ローレンス・オリ
== 参考文献 ==
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