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世界中どこの国とも日付がかみ合わず、大変に不便であったので、[[1712年]]に、とりあえず日付をユリウス暦と同じに戻すため、2月に2日の[[閏日]]が挿入された。このためこの年の2月末日は2月30日となった。この[[スウェーデン暦|スウェーデン独自暦]]1712年2月30日は、ユリウス暦では2月29日、グレゴリオ暦では3月11日に当たる。そして翌日は、スウェーデン独自暦でもユリウス暦でも日付は3月1日になった。スウェーデンのグレゴリオ暦への改暦は、結局、[[1753年]]に行われた。
 
=== ソビエト連邦暦 ===
=== ソビエト連邦暦 ===
[[ソビエト連邦]]では[[1918年]]にグレゴリオ暦が導入された後、[[1929年]]に改暦が行われ、週5日制の[[ソビエト連邦暦]]が採用された。これは[[フランス革命暦]](後述)に習った「月30日制導入」の意図があるとも見られ、実際に[[1930年]]には、全部の月の日数を30日とし、あまった5日(閏年は6日)はどの月にも属さない日として計上する「ソビエト革命暦」の導入をソ連政府の委員会が諮問した。これが採用されれば「2月30日」が登場する事になったが、政府は「グレゴリオ暦のままである他のヨーロッパ諸国と暦がかけ離れてしまう」事を理由にこれを退けた。結局、ソビエト連邦暦は[[1933年]]の週6日制化を経て[[1940年]]に廃止された。