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== 概要 ==
'''司法省明法寮'''を起源にもち、現在の[[東京大学]][[法学部]]の前身の一つである。時の司法卿[[江藤新平]]の主導により設立された。[[1886年]](明治19年)の[[帝国大学]]成立以前に「[[学士]]」の称号を与えることが出来た高等教育機関は、[[東京大学 (1877-1886)|東京大学]]
卒業生は、西洋近代法を修得した最初の世代であり、その多くは[[裁判官]]・[[検察官]]として明治期の日本の司法を支えた。第一期生は[[ギュスターヴ・エミール・ボアソナード]]による[[旧民法]]などの[[法典]]編纂に協力し、[[民法典論争]]においては断行派の中核となった。また、第一期・第二期卒業生の多くが、[[フランス法]]系[[法律学校 (旧制)|私立法律学校]]の創立者や校長、講師になっている。
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