「ホロゴン」の版間の差分

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==概要==
原型の設計は3群3枚構成である。きわめて強い曲率を持った厚い凹メニスカスレンズ2枚でひょうたん型の両凸レンズを挟んだ対称型構成である。通常の絞りは存在せず、中央の両凸レンズのひょうたん型という形状そのものが絞りとして機能する仕組みで、絞り値は固定である。[[ザイデル収差#種類|歪曲収差]]がほぼ完全に補正されているが、[[周辺光量]]の低下が大きい。またバックフォーカスを長く取ることができず、[[一眼レフカメラ]]では使用できない。名称の由来は[[ホルス|ホロス(古代エジプトの神)]]とゴン(角度)から来ている。
 
その特殊性や、通常の[[ビオゴン|対称型]]・[[ディスタゴン|非対称型]]広角レンズの高性能化などのため、当初から限定的にのみ製造・販売されてきた経緯を持つ。