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'''フルボ酸'''(フルボさん, フルビック酸, fulvic acid)とは、植物などが微生物により分解される最終生成物である[[腐植物質]]のうち、酸によって沈殿しない無定形高分子有機酸。土壌や天然水中に広く分布している。
 
土壌からの抽出では、[[アルカリ]]または弱酸のアルカリ塩で[[フミン酸]](腐植酸)と共に抽出後、酸を加えてフミン酸を沈殿させて分離する。精製の困難さのため、[[フミン酸]]に比べて研究は少ない。北海道襟裳岬<えりもみさき>の環境を改善したフルボ酸鉄の事例は有名。(北海道大学名誉教授 松永勝彦博士が二十年前に鉄は酸素と出会うと酸化して、粒子になって海底に落ちていたことを発見。)現在は、農業利用、海の漁業再生や磯焼けのフルボ酸での再生だけでなく、フルボ酸の健康・美容・医療への利用なども進んでいる
 
 
 
== 構造 ==