「フィルター (数学)」の版間の差分

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m 他分野への応用の文献
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たぶん誤変換ではないかと
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== 他分野への応用 ==
=== 社会選択理論 (経済学) におけるフィルター ===
[[社会選択理論]]において、単項フィルターでない超フィルターは、無限人の'''選好'''を集計するための ('''社会厚生関数'''とよばれる) 集計ルールを構築するために持ちいられる。有限人ケースにたいする有名な[[アローの不可能性定理]]の述べるところと異なり、そのような集計ルールはアローが提示した条件 (公理) をすべて満たすことが知られている (e.g., Kirman and Sondermann, 1972<ref>{{cite doi | 10.1016/0022-0531(72)90106-8}}</ref>)。
しかしながらそのような集計ルールを計算するようなアルゴリズムは存在しないため、それらの集計ルールの実用的な意味あいは乏しいことが指摘されており、アローの不可能性定理をかえって強化する結果となっている
(Mihara, 1997<ref name=Mihara1997>{{cite doi | 10.1007/s001990050157}}</ref>,