「断熱材」の版間の差分

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現在利用されている断熱材は、対流を起こさせないよう固体の中に気体の小泡を多量に持つものが広く利用されている。
 
断熱材は[[冷房]]・[[暖房]]のエネルギー効率を高めるために建物で使用されるだけではなく、熱伝導を遅くするのが重要なストーブ・[[冷蔵庫]]・[[冷凍庫]]・[[湯沸かし器]]等の器具の筐体部分、および多くの工業的な応用にも使用される。これらでは対象範囲内と外部との温度差を、他の系よりの[[エントロピー|ネゲントロピー]]利用に拠らず維持するために利用されている。
 
また[[真空]]中では伝導も対流も発生しない(放射は発生する)事から、魔法瓶では[[鏡|鏡面]]で熱放射を反射する一方、陰圧にした密閉構造の二重構造により、断熱効果を発生させている。詳しくは[[魔法瓶]]の項を参照。