「カメ」の版間の差分

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英語圏ではウミガメ上科はturtle、リクガメ科はtortoiseで、淡水棲種を指す1語はなくfreshwater turtleと呼称される<ref name="fn5"/>。しかしカメ目全体の総称としては[[アメリカ合衆国]]ではturtles、[[イギリス]]ではturtle & tortoiseを用いることが多い<ref name="fn4"/>。またアメリカ合衆国では陸棲種をterrestrial turtleと呼称することもあり、特にリクガメ科を除く陸棲種を指して用いられることもある<ref name="fn5"/>。さらにはキスイガメのみをterrapinと呼称するのが一般的で、クーター属をcooter、アカミミガメ属をsliderなどのように特定の分類群を指す単語を用いることが多い<ref name="fn4"/>。一方でイギリスではturtleはウミガメ上科のみを指すという動きが強く、統一がとれていないものの淡水棲種をterrapinと呼称することもある<ref name="fn5"/>。[[オーストラリア]]では水棲種はturtle、リクガメ科はtortoiseと呼称される<ref name="fn5"/>。オーストラリアにはリクガメ科などの陸棲種がいないため淡水性種もtortoiseと呼称する動きも過去にあったが、一般的ではない<ref name="fn5"/>。
 
{{未検証|date=2011年1月|section=1}}
初期人類の研究では、出土するカメの骨が人類の活動が活発になるにつれて小さくなる(大型の個体群、種が食べつくされるため)ことが知られており、重要な指標となる。[[不思議の国のアリス]]で[[ウミガメ]]のスープ<ref group="脚注">実際に登場するのは偽海亀。ウミガメが乱獲で希少となったため、牛肉を使って偽海亀スープが作られたことに基づく。</ref>が出るように、美食としての価値もある。
 
地域や民族によっては信仰の対象とされ、日本でも「鶴は千年、亀は万年」という[[ことわざ]]があるように寿命の長い動物であることから[[長寿]]の象徴とされていた。他の地域でも同様の象徴とされた例が存在し、それから転じて粘り強さや[[努力]]の象徴とされたものもあり、ヨーロッパにおいても[[イソップ寓話]]の『[[ウサギとカメ]]』がある。神格化されたカメでは、中国の[[玄武]]などが代表的である。また、古代中国では[[神託]]の儀式としてカメの甲羅を用いた[[卜占]](亀甲占い)が行われており、[[史記]]に神聖な亀について一書があるほど尊重されていた。
 
一方、動きの遅いものの象徴として使われることもままある。この認識は洋の東西を問わずあるようで、例えば[[メルセデス・ベンツ]]・[[ウニモグ]]の副変速機[[シフトレバーの配置|シフトレバー]]には([[識字率]]が低い発展途上国での使用を想定して)[[ウサギ]]とカメの絵が描かれている。
 
=== ペット ===
ペットとして世界で広く飼育されており、希少種は高額で取引されることも少なくない。[[ワシントン条約]]により[[ウミガメ]]全種とオサガメ、[[ガラパゴスゾウガメ]]、ホウシャガメ、[[ヘサキリクガメ]]、[[メキシコゴファーガメ]]、ホシヤブガメ、[[バタグールガメ]]、[[ハミルトンガメ]]、ミツウネヤマガメ、テクタセタガガメ、ワモンモレニアガメ、[[ヌマハコガメ]]、インドスッポン、[[インドハコスッポン]]、メキシコスッポン、[[クジャクスッポン]]、[[クロスッポン]]、[[クビカシゲガメ]]は野生個体の商取引が禁止されている。
 
日本([[本土]]<!--- 一般的な意味での --->)には[[ニホンイシガメ]]が在来種として分布しているほか、18世紀末頃に[[クサガメ]]が<ref name=Kusagame>{{Cite web|url=http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30030.html|title=クサガメ|accessdate=2011-05-17|author=独立行政法人 国立環境研究所}}</ref>、20世紀中頃に[[ミシシッピアカミミガメ]]が移入され分布している<ref name=red-eared-slider>{{Cite web|url=http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30050.html|title=ミシシッピアカミミガメ|accessdate=2011-05-17|author=独立行政法人 国立環境研究所}}</ref>。また、ニホンイシガメとクサガメの交雑種の[[ウンキュウ]]が生じており、遺伝子汚染や生息地や餌の競合が懸念されているが<ref name=Kusagame />、一方でニホンイシガメやクサガメの幼体([[ゼニガメ]])やミシシッピアカミミガメの幼体(ミドリガメ)などがペットとして流通している。日本固有種の保護のため、[[特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律|外来生物法]]により[[カミツキガメ]]が特定外来生物に、アカミミガメ、[[ワニガメ]]などが[[要注意外来生物]]に指定されている<ref name=nies_DB>{{Cite web|url=http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/toc3_reptiles.html|title=爬虫類|accessdate=2011-05-17|author=独立行政法人 国立環境研究所}}</ref>。
 
飼育にあたっては、大きさ(甲長)に対して体重が重いため同じ爬虫類でペット用に主に流通する[[有鱗目 (爬虫類)|有鱗目]]と比べて大型のケージが必要になる。夏場は頻繁に動き回り代謝も高いが、気温、水温が低くなると[[変温動物]]のため体温も低下し、10~12度以下でほぼ冬眠状態となる。陸棲種は活動しやすいよう底面積を重視した大型のケージと体温を維持するためのホットスポットの設置が望ましい。カメは社会性を持たず単独行動を基本とする習性があり、繁殖を目的する場合を除いては個体同士の接触には事故やストレスが発生しないよう注意が必要である。
 
[[ファイル:Sheldonbasking.JPG|thumb|right|ホットスポット下でバスキングをしているアカミミガメ]]
{{未検証|date=2011年1月|section=1}}
特に小型の陸生カメ類や淡水生カメ類はペットとして飼育されることがある。もっともポピュラーな種は[[ヨツユビリクガメ]]や[[ギリシャリクガメ]]、[[アカミミガメ]]などである<ref name="Alderton">David Alderton (1986). ''An Interpret Guide to Reptiles & Amphibians'', Salamander Books Ltd., London & New York.</ref>。
初期人類の研究では、出土するカメの骨が人類の活動が活発になるにつれて小さくなる(大型の個体群、種が食べつくされるため)ことが知られており、重要な指標となる。[[不思議の国のアリス]]で[[ウミガメ]]のスープ<ref group="脚注">実際に登場するのは偽海亀。ウミガメが乱獲で希少となったため、牛肉を使って偽海亀スープが作られたことに基づく。</ref>が出るように、美食としての価値もある。
 
アメリカでは、カメ類との接触によりサルモネラ症を引き起こしやすいために、アメリカ食品医薬品局(FDA)は1975年に4インチ以下のカメ類の販売を禁止する条例を設けた<ref name=CDC>{{Cite web|url=http://www.cdc.gov/healthypets/spotlight_an_turtles.htm|title=Is a turtle the right pet for your family?|accessdate=2011-05-20|author=Centers for Disease Control and Prevention}}</ref>。これにより、アメリカの各州において4センチメートル以下のカメ類を販売することは違法となっている。しかし、多くの店やフリーマーケットでは、教育目的であれば4センチメートル以下のカメ類でも販売できるという、FDAの法の抜け道により販売されている<ref>GCTTS FAQ: ''[http://www.gctts.org/node/31 "4 Inch Law]", actually an FDA regulation''</ref><ref>[http://a257.g.akamaitech.net/7/257/2422/12feb20041500/edocket.access.gpo.gov/cfr_2004/aprqtr/21cfr1240.62.htm Turtles intrastate and interstate requirements; FDA Regulation, Sec. 1240.62, page 678 part d1.]</ref>。
地域や民族によっては信仰の対象とされ、日本でも「鶴は千年、亀は万年」という[[ことわざ]]があるように寿命の長い動物であることから[[長寿]]の象徴とされていた。他の地域でも同様の象徴とされた例が存在し、それから転じて粘り強さや[[努力]]の象徴とされたものもあり、ヨーロッパにおいても[[イソップ寓話]]の『[[ウサギとカメ]]』がある。神格化されたカメでは、中国の[[玄武]]などが代表的である。また、古代中国では[[神託]]の儀式としてカメの甲羅を用いた[[卜占]](亀甲占い)が行われており、[[史記]]に神聖な亀について一書があるほど尊重されていた。
 
いくつかの州においては、外来種や害獣であると見なされているためにアカミミガメのペットとしての保有を規制する他の法律や条令があるが、ペット販売を通して移入され続けている。2007年7月1日にフロリダ州で、いかなるタイプの野生種のアカミミガメの販売は違法となった。しかし、飼育個体に由来するアルビノやより淡い色のアカミミガメのような特異な色彩の品種は、まだ販売が認められている<ref>[http://www.newszap.com/articles/2007/06/30/fl/lake_okeechobee/aok02.txt Turtle ban begins today; New state law],''newszap.com'', 2007-07-01. Retrieved 2007-07-06.</ref>。
一方、動きの遅いものの象徴として使われることもままある。この認識は洋の東西を問わずあるようで、例えば[[メルセデス・ベンツ]]・[[ウニモグ]]の副変速機[[シフトレバーの配置|シフトレバー]]には([[識字率]]が低い発展途上国での使用を想定して)[[ウサギ]]とカメの絵が描かれている。
 
== 画像 ==
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