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[[ファイル:Fight Pygmy crane MAN.jpg|thumb|ツルと争うピュグマイオイ。紅彩陶器 BC430-420。[[スペイン国立考古学博物館]]]]
[[ファイル:Nuremberg chronicles - Strange People - Pygmy (XIIr).jpg|thumb|ツルと戦うピュグマイオイ。[[ニュルンベルク年代記]]([[1493年]])より]]
'''ピュグマイオイ''' (Pygmaioi〈[[ギリシア語|希]]〉) は[[ギリシア神話]]中に現れる[[小人 (伝説の生物)|小人族]]。その名前は "pygmê" (肘から先の長さ=約35cm)に由来する。英語では「ピグミー」。[[イーリアス]]の記述では、ピュグマイオイは冬季になると「[[オケアノス]]」(大地を取り巻くといわれた海流)南岸に渡っていく[[ツル]]と闘争を繰り広げているという。工芸品では小さなピュグマイオイが[[ヤギ]]の背中に乗り、[[槍]]と[[スリングショット|パチンコ]]でツルと戦う場面が描かれている。[[クリミア半島]][[パンティカパイオン]]付近の墓地遺跡には[[アオサギ]]の群れと戦うピュグマイオイの姿が描かれている。
 
ピュグマイオイの姿形はずんぐりとして滑稽な小人として描かれることが多い。